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増加するオプションに対応するため、人間の労働者を再び生産ラインに呼び戻すメルセデス・ベンツ」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2016年03月01日 14時20分 (#2972883)

    それまでは必須だったのに、入れたり出したりを検討できるようになったわけですね。

    ところで、レトロSFとかで出てた未来のユートピア(ディストピアかも知れんけど)、ロボットが労働してくれて、人間はそのロボのメンテ以外の仕事はしないですむ、そういう社会はどう足掻いてもこない?

    • by Anonymous Coward on 2016年03月01日 17時08分 (#2972995)

      ドイツメーカーは遅れておりますのう

      >熟練した労働者を生産ラインに投入することで、
      >これまでロボットのプログラム変更で数週間かかっていた生産ラインの切り替えも週末だけで実行できるようになったとのこと。

      マツダは、生産ラインを切り替えずに全種類の部品を作り分けますわ
      http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140417/263058/?P=2 [nikkeibp.co.jp]
      >スカイアクティブのガソリンエンジンの1.3リッター、1.5リッター、2リッター、2.5リッター。
      >それからスカイアクティブのディーゼル2.2リッター。そして更にV6の3.7リッターのエンジン。
      >これを1つのラインで流しています。
      >エンジンが40秒に1台できる
      >F:排気量の違いだけでなく、直列にV型。更にはディーゼルも交えた6種類のエンジンを一本のラインで生産している。

      そして汎用マシニングセンターだけで作れるエンジン設計までやってのける
      http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140425/263488/?P=5 [nikkeibp.co.jp]
      >次にブロックの横に開けられたこの穴を見て下さい。これは「加工基準穴」と呼ばれるものです。
      >3台違うエンジンだけれども、すべて同じ位置に開いているのが分かるでしょう。
      >この穴からXYを測って、ここから何ミリここから何ミリと座標を取って、決められた位置を加工するのです。
      >ああ、ミリと言いましたが、もちろん加工精度はミクロンオーダーです。
      >F:この穴は本当に基準のためだけに開いているのですか。水が通ったり油が通ったり、後で何かの役には立たないのですか。
      >宮:何の役にも立ちません(笑)。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2016年03月01日 23時14分 (#2973162)

        ベンツは注文時に選択できるオプションの数が国産車の比ではないの。
        エンジンならガソリンディーゼル数種ずつあるからそれは国産とかわらないよ。

        国産車みたいに数種のセットオプションから選ぶのではなくて
        ボディーカラーやホイールはもちろん内装のシートの表皮、スプリングの強弱から燃料タンクの容量まで選べたりする
        一つ一つ考えてたら面倒に感じるくらいだし順列組み合わせで考えたらむちゃくちゃな数になると思う。
        その上時間かかっていいなら特注オーダー可能な部分もあったはずだし。

        でも国内で正規ディーラーから買うときは基本的には上記のやり方はできなくて見込み発注したものを買うことになるけれど。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        > マツダは、生産ラインを切り替えずに全種類の部品を作り分けますわ

        いや、ベンツが人間を戻す所は、エンジンブロック加工とかエンジン製造ラインとかじゃなくて、車両組立ラインの話じゃないかな。
        「さまざまなカスタマイズオプションによるバリエーションの増加に対応するため」が理由だそうだから。
        NBの記事だとこの辺 [nikkeibp.co.jp]とかの。
        車両組立ラインなら、マツダは人間さん主体でやっているみたいよ。

        > そして汎用マシニングセンターだけで作れるエンジン設計までやってのける

        トランスファーマシンの代わりにMCはアリと言うか、普通に出来るよね。
        驚くべき所は、MCへの加工の割り振りを自動で行っている所じゃないかと思うよ。

    • by onomenoga (45732) on 2016年03月01日 14時39分 (#2972892)

      あらゆる設計の新規格を求めなければ可能かも。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2016年03月01日 16時11分 (#2972951)

      むしろ、パラノイア的なディストピア社会に向かってるんじゃないだろうか。

      部門名の「より強力なロボットという選択肢は」という疑問に対する答えは、
      ロボットより人間を働かせた方がコストが安いから、でしょ。

      ロボット様は高度な知的労働に専念していただき、手足が必要な雑事は下等な
      人間風情が担当する未来が近付いているのだと思う。

      # もちろん私は幸福です。幸福でいることは市民の義務です。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        むしろ、知的労働も人間の方が安上がりになる可能性もあるかも。ゲーミフィケーションで参加者を募ってとか…。

    • by Anonymous Coward

      > ロボットが労働してくれて、人間はそのロボのメンテ以外の仕事はしないですむ、そういう社会はどう足掻いてもこない?

      収入がなくても生きていけるように経済体制が変わることが必要です。(共産主義?)
      また、収入がなくても生きていける経済体制の中で、誰がロボのメンテなどの仕事を担当するのかという問題もあります。

      • by Anonymous Coward

        定期的に一定量の仕事が発生するのだから賦役とすればいいんじゃない?
        対応可能技術レベルによって生活必需品や嗜好品の配給量が変わったり。

        • by Anonymous Coward

          高価値労働者→食料が余る→何かしらの方法でほかのものと交換する か 捨てる
          低価値労働者→食料自体が足りない→不満がたまる

          ちなみにスタートレックみたいにエネルギーから何でも作れる社会での生活は退屈なので、自発的にメンテナンスをやってお金をもらって冒険するみたいです。ざっと見た感じうまく回っているので、生活に結びつかないもので技術に応じて差をつけるのはありかもしれません

        • by Anonymous Coward

          今でさえ、全人口が生存できるだけの食糧生産力はあるのに行き届いていないから、
          対応可能技術レベルによって生活必需品や嗜好品の配給量が変わる→他人をおとしめても
          多い配給を得ようとする人が出る→格差は今と同じ
          が目に見えていると思う。

      • by Anonymous Coward

        それはエンヂニアという最下層の存在が担当するのであって
        人間がいちいち気にすることではありません。

    • by Anonymous Coward

      まだその域に達してないだけでしょう。
      だって多足歩行の最適化さえ、今の「AI」にはこなせないんですよ。

      そしてその域に達した後も、ロボ心理学者の負担は増えこそすれ減ることは無さそうな。

    • by Anonymous Coward

      結局の所、現状の枠組みのままでロボットと人間でコスト競争するだけなので・・・。
      技術的特異点論を採用すれば違う社会はあるかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      人間の再設計しないとな。
      「我々は神だ!労働は悪だ!ロボットは我々の為の奴隷だ!」

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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