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掃除機のジェームズ・ダイソンの息子のジェイク・ダイソンはLED照明機材を手掛けています。んで、それに関してのインタビューが昨年に出ています。LED電球に未来はない~ジェイク ダイソンインタビュー [impress.co.jp]
今回発表したAriel(アリエル)は、高出力のLEDチップを1つだけ採用し、レンズを多用して9,000lmの明るさを実現するライト。天井を間接的に照射するアップライトと、ダウンライトの2種類をラインナップする。LEDから熱を取り去る独自のヒートパイプテクノロジーを搭載しており、LEDを約50℃前後に保ち、約37年の長寿命を実現した。日本での販売時期、販売価格については未定。Ariel(アリエル)ダウンライト(左)と、アップライト(右)の2種類をラインナップ光源部分。高出力のLEDチップ1つだけを採用している 独自のヒートパイプテクノロジーとは、一滴の水を入れた直径6mmの銅製のヒートパイプを用いることで、LEDの熱を取り去るというもの。LEDの素子から発生する熱は、ヒートパイプを通り、アルミニウム製のヒートシンクへと移動する。 一般的なLED照明は接合部温度が約130℃まで上昇し、製品寿命は5万時間程度だが、ヒートパイプテクノロジーにより、LEDの接合部温度を53.4℃と低く抑制し、連続使用時間16万時間を超えても、ライトの色や明るさを長期的に均一に保つことができるという。(略) 蛍光灯の例からいえば、寿命は長い(一般的に6,000~20,000時間と言われている)というが、実際には500~1,000時間程度の寿命しかない。LED電球もそれと同じように実際の寿命より長く、謳っている製品が多い。たくさんのLED電球を壊して、中を見たがどれも同じ問題を抱えていた。つまり、熱を放出できていないということだ。“LED電球は長寿命”という誤った情報を消費者に与えてしまう。私は、LED電球というのは、将来なくなると考えている。
今回発表したAriel(アリエル)は、高出力のLEDチップを1つだけ採用し、レンズを多用して9,000lmの明るさを実現するライト。天井を間接的に照射するアップライトと、ダウンライトの2種類をラインナップする。LEDから熱を取り去る独自のヒートパイプテクノロジーを搭載しており、LEDを約50℃前後に保ち、約37年の長寿命を実現した。日本での販売時期、販売価格については未定。Ariel(アリエル)ダウンライト(左)と、アップライト(右)の2種類をラインナップ光源部分。高出力のLEDチップ1つだけを採用している
独自のヒートパイプテクノロジーとは、一滴の水を入れた直径6mmの銅製のヒートパイプを用いることで、LEDの熱を取り去るというもの。LEDの素子から発生する熱は、ヒートパイプを通り、アルミニウム製のヒートシンクへと移動する。
一般的なLED照明は接合部温度が約130℃まで上昇し、製品寿命は5万時間程度だが、ヒートパイプテクノロジーにより、LEDの接合部温度を53.4℃と低く抑制し、連続使用時間16万時間を超えても、ライトの色や明るさを長期的に均一に保つことができるという。(略) 蛍光灯の例からいえば、寿命は長い(一般的に6,000~20,000時間と言われている)というが、実際には500~1,000時間程度の寿命しかない。LED電球もそれと同じように実際の寿命より長く、謳っている製品が多い。たくさんのLED電球を壊して、中を見たがどれも同じ問題を抱えていた。つまり、熱を放出できていないということだ。“LED電球は長寿命”という誤った情報を消費者に与えてしまう。私は、LED電球というのは、将来なくなると考えている。
私はLED電球に未来は無いのにLED照明を手掛けるの???と最初思ってしまいましたが、「電球型のLED照明には放熱不足による寿命と能力の問題があって未来が無いので、LEDであることを前提にした適切なLED照明を開発していく」ということだと理解しました。既存の物をそのままで一か所だけ変更したら万事OKなんて銀の弾丸はやっぱり無いんですね。んで、LED前提の照明に利点は多々あってもコストが掛かって一般的な感覚では高価極まりない照明を販売しているのがジェイクで、そんなコスト掛けたくないのでLEDを次から次へと壊しまくっているのが一般のメーカーと利用者という構図みたいですね。
ていうか、ゼロから新設計した先進的な建物ならLEDに都合のいいつくりにすることも可能でしょうけど、一般的な住宅では新築といえども現在世の中にある仕様から飛び離れたものは作りづらいですし、在来機器の置き換え用ならなおさら、古い仕様に合わせた作り(LED的には不合理でも)になってる事が必須ですよね。まぁ長期的には最適設計に移り変わっていくのでしょうけど。
つまりLED電球は過渡期の需要を埋める場繋ぎ的な製品に過ぎないという事でしょう。
次世代型の照明のデファクトが確定したらそっちに収束していくのだけど、今のところLEDを前提とした照明の規格でデファクトが出来上がってない、と。
まあPC自作erでもCPUには5万払うけどクーラーには5000円も勿体ないというのはありふれてるので。照明だったらなおさら冷却機構をしっかりしましたなんて言われても金払いたい人はそうそういないでしょうな。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
ダイソンJrが既に指摘している (スコア:2, 参考になる)
掃除機のジェームズ・ダイソンの息子のジェイク・ダイソンはLED照明機材を手掛けています。
んで、それに関してのインタビューが昨年に出ています。
LED電球に未来はない~ジェイク ダイソンインタビュー [impress.co.jp]
私はLED電球に未来は無いのにLED照明を手掛けるの???と最初思ってしまいましたが、「電球型のLED照明には放熱不足による寿命と能力の問題があって未来が無いので、LEDであることを前提にした適切なLED照明を開発していく」ということだと理解しました。既存の物をそのままで一か所だけ変更したら万事OKなんて銀の弾丸はやっぱり無いんですね。んで、LED前提の照明に利点は多々あってもコストが掛かって一般的な感覚では高価極まりない照明を販売しているのがジェイクで、そんなコスト掛けたくないのでLEDを次から次へと壊しまくっているのが一般のメーカーと利用者という構図みたいですね。
Re:ダイソンJrが既に指摘している (スコア:1)
ていうか、ゼロから新設計した先進的な建物ならLEDに都合のいいつくりにすることも可能でしょうけど、
一般的な住宅では新築といえども現在世の中にある仕様から飛び離れたものは作りづらいですし、
在来機器の置き換え用ならなおさら、古い仕様に合わせた作り(LED的には不合理でも)になってる事が必須ですよね。
まぁ長期的には最適設計に移り変わっていくのでしょうけど。
Re: (スコア:0)
つまりLED電球は過渡期の需要を埋める場繋ぎ的な製品に過ぎないという事でしょう。
次世代型の照明のデファクトが確定したらそっちに収束していくのだけど、
今のところLEDを前提とした照明の規格でデファクトが出来上がってない、と。
Re: (スコア:0)
まあPC自作erでもCPUには5万払うけどクーラーには5000円も勿体ないというのはありふれてるので。照明だったらなおさら冷却機構をしっかりしましたなんて言われても金払いたい人はそうそういないでしょうな。