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ARM64自体が従来のARMとの互換性に足を引っ張られているアーキテクチャなわけで、x86と同じ運命を辿っているだけかと……。
> ARM64自体が従来のARMとの互換性に足を引っ張られているアーキテクチャなわけで、x86と同じ運命を辿っているだけかと……。
ARMv8はARMv7互換のAArch32と全く新規にデザインされたAArch64の2つのモードを持っています(V30が8080互換モード持ってているのと似ていますね)。
シリコンのフットプリント的にはARMv7互換に割かれている部分を以って「互換性に足を引っ張られている」と言えなくもないですが、命令セットはAArch64は命令フォーマットもレジスタセットもAArch32と非互換、ARMのアイデンティティとも言える「全命令がコンディションコードで実行/非実行を制御できる」と言う特徴まで捨てています(悪い言い方をすれば平凡な64bitプロセッサ)。
現物を見るまでは判りませんが、少なくともx86に対するx64よりは数段いい作りに見えます。
それは逆で、ARM64ではこれまで培ってきたARMアーキテクチャらしさを捨てようとしてますよ。
これは、インテルの轍を踏もうとしているように受け取れますが、インテルとは状況が異なります。ARMといえば組み込み機器が主戦場であり、とくにスマホのように本体ごと買い替えな組み込み機器の場合は、バイナリー互換性の重要度は低いでしょう。ぶっちゃけ、今後はhtml5さえ実行出来れば良いので、データの引越しさえ出来得ればユーザーは何も困りません。これが社会の根幹を支えるようなエンタープライズなシステムでも使われるインテルとの違いといえるでしょう。
ARMのARMらしさとは何か。それはアーキテクチャをライセンスするというビジネスモデルであり、アーキテクチャを囲い込まないオープン性にあります。インテルのような独占ではなく、オープンソースのに見られる、来るものを拒まずなオープン性をとりつつ、そこから利益をしっかりと得られるという、それは優れたビジネスモデルです。googleと似てますね。
>とくにスマホのように本体ごと買い替えな組み込み機器の場合は、バイナリー互換性の重要度は低いでしょう。ユーザーがアプリのハンドリングをしない本来の組み込みなら兎も角、Androidなんかだと既に問題に成って居るような。現状でAtomやMIPSのAndroidでの不評を見ると、>データの引越しさえ出来得ればユーザーは何も困りません。とは思えないんですよね。
スマホアプリはけっこうNDK使ってるのよiOSと共通化のためにね
AArch64ってあんまりARMっぽくない命令セットなんだけどなぁ
他のレスにもあるけど、ARMといえば条件付き命令なので、それがなくなると「こんなのARMじゃないやい」って感じしますよね
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
市場が決めただけだから (スコア:2)
これの出来具合と,普及具合ではx86アーキテクチャを引退させることができるかもね,というところ。
いまのARMのままじゃ世迷い言ですわな。
Re:市場が決めただけだから (スコア:0)
ARM64自体が従来のARMとの互換性に足を引っ張られているアーキテクチャなわけで、x86と同じ運命を辿っているだけかと……。
Re:市場が決めただけだから (スコア:3)
> ARM64自体が従来のARMとの互換性に足を引っ張られているアーキテクチャなわけで、x86と同じ運命を辿っているだけかと……。
ARMv8はARMv7互換のAArch32と全く新規にデザインされたAArch64の2つのモードを持っています(V30が8080互換モード持ってているのと似ていますね)。
シリコンのフットプリント的にはARMv7互換に割かれている部分を以って「互換性に足を引っ張られている」と言えなくもないですが、命令セットはAArch64は命令フォーマットもレジスタセットもAArch32と非互換、ARMのアイデンティティとも言える「全命令がコンディションコードで実行/非実行を制御できる」と言う特徴まで捨てています(悪い言い方をすれば平凡な64bitプロセッサ)。
現物を見るまでは判りませんが、少なくともx86に対するx64よりは数段いい作りに見えます。
Re:市場が決めただけだから (スコア:1)
それは逆で、ARM64ではこれまで培ってきたARMアーキテクチャらしさを捨てようとしてますよ。
これは、インテルの轍を踏もうとしているように受け取れますが、インテルとは状況が異なります。ARMといえば組み込み機器が主戦場であり、とくにスマホのように本体ごと買い替えな組み込み機器の場合は、バイナリー互換性の重要度は低いでしょう。ぶっちゃけ、今後はhtml5さえ実行出来れば良いので、データの引越しさえ出来得ればユーザーは何も困りません。これが社会の根幹を支えるようなエンタープライズなシステムでも使われるインテルとの違いといえるでしょう。
ARMのARMらしさとは何か。それはアーキテクチャをライセンスするというビジネスモデルであり、アーキテクチャを囲い込まないオープン性にあります。インテルのような独占ではなく、オープンソースのに見られる、来るものを拒まずなオープン性をとりつつ、そこから利益をしっかりと得られるという、それは優れたビジネスモデルです。googleと似てますね。
Re: (スコア:0)
>とくにスマホのように本体ごと買い替えな組み込み機器の場合は、バイナリー互換性の重要度は低いでしょう。
ユーザーがアプリのハンドリングをしない本来の組み込みなら兎も角、Androidなんかだと既に問題に成って居るような。
現状でAtomやMIPSのAndroidでの不評を見ると、
>データの引越しさえ出来得ればユーザーは何も困りません。
とは思えないんですよね。
Re: (スコア:0)
スマホアプリはけっこうNDK使ってるのよ
iOSと共通化のためにね
Re: (スコア:0)
AArch64ってあんまりARMっぽくない命令セットなんだけどなぁ
Re:市場が決めただけだから (スコア:2)
他のレスにもあるけど、ARMといえば条件付き命令なので、それがなくなると
「こんなのARMじゃないやい」って感じしますよね