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>レコード業界に詳しい塙耕記さんは、「温かみのあるレコードらしい音に魅力を感じた人が、再びレコードに戻ってきているのではないか」と話しています。
「レコードらしい音」って具体的にはどういう音なんだろう。イコライザーやらアンプやスピーカーでナンボでも音は変わると思うけど、それとは違う?なんとなくAMトランジスタラジオから流れてくる音楽を想像してしまう。
ダイナミックレンジの違いのよるところが大きいのでは、と推測してます。アナログレコードのダイナミックレンジは65dB前後、CDは96dBと大きく違いますからね。
レコーディングに関しては素人ですが、同じ楽曲をレコードとリマスタされたCDで聴き比べてみると、マスタリングからレコード時代とCDでは違うようです。レコードは狭いダイナミックレンジを前提に、CDはCDのダイナミックレンジを前提にマスタリングしているのではないかという感じで、それが聴感上の大きな違いになっているんじゃないのかな、と。レコードが優しい音といのもその辺に原因がありそうですよ。
人間が識別できる音のダイナミックレンジは120dBと言われていて、その意味ではデジタルのほうがずっと優れているのですが、広大なダイナミックレンジは一歩間違えば、耳に痛いとかうるさいということにもつながるわけですし。
え、レコードは再生したら音が劣化する?もちろんですよ、再生なんかするわけないじゃないですか。ジャケットの封は閉じたまま、CDをはるかにしのぐ美しい音質で再生されている様子を想像して楽しんでこそ真のオーディオマニアです。# 真のオーディオマニア失格でいいのでAC
その話というのは、彼の死ぬ一二年前のことらしい。ある日老いたるオーディオマニアが知人の許に招かれて行ったところ、その家で一つの器具を見た。確かに見憶えのある道具だが、どうしてもその名前が思出せぬし、その用途も思い当らない。老人はその家の主人に尋ねた。それは何と呼ぶ品物で、また何に用いるのかと。主人は、客が冗談を言っているとのみ思って、ニヤリととぼけた笑い方をした。老オーディオマニアは真剣になって再び尋ねる。それでも相手は曖昧な笑を浮べて、客の心をはかりかねた様子である。三度オーディオマニアが真面目な顔をして同じ問を繰返した時、始めて主人の顔に驚愕の色が現れた。彼は客の眼を凝乎と見詰める。相手が冗談を言っているのでもなく、気が狂っているのでもなく、また自分が聞き違えをしているのでもないことを確かめると、彼はほとんど恐怖に近い狼狽を示して、吃りながら叫んだ。「ああ、夫子が、--古今無双のオーディオマニアたる夫子が、レコードを忘れ果てられたとや? ああ、レコードという名も、その使い途も!」
#しかし、オーディオマニアって何の名人なんだろう?
ミックスダウン/マスタリングを音質(原音忠実という意味の音質)優先にして実際に聞いてどうかってのを無視した結果ですかねCDでもムチャクチャコンプレッションかけてあって、よくこんなのメジャーレーベルで発売許されたなってのもありますが、レコーディングエンジニアには、メーター見てフェーダー見て、これでよし、って感じの人が多いみたいですから
#ロックなアルバムはUA-4FXの真空管エミュレーターで歪ませて聞くと楽しいです
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
懐古補正? (スコア:2)
>レコード業界に詳しい塙耕記さんは、「温かみのあるレコードらしい音に魅力を感じた人が、再びレコードに戻ってきているのではないか」と話しています。
「レコードらしい音」って具体的にはどういう音なんだろう。
イコライザーやらアンプやスピーカーでナンボでも音は変わると思うけど、それとは違う?
なんとなくAMトランジスタラジオから流れてくる音楽を想像してしまう。
Re:懐古補正? (スコア:4, 参考になる)
ダイナミックレンジの違いのよるところが大きいのでは、と推測してます。アナログレコードの
ダイナミックレンジは65dB前後、CDは96dBと大きく違いますからね。
レコーディングに関しては素人ですが、同じ楽曲をレコードとリマスタされたCDで聴き比べてみると、
マスタリングからレコード時代とCDでは違うようです。レコードは狭いダイナミックレンジを前提に、
CDはCDのダイナミックレンジを前提にマスタリングしているのではないかという感じで、それが
聴感上の大きな違いになっているんじゃないのかな、と。レコードが優しい音といのもその辺に
原因がありそうですよ。
人間が識別できる音のダイナミックレンジは120dBと言われていて、その意味ではデジタルのほうが
ずっと優れているのですが、広大なダイナミックレンジは一歩間違えば、耳に痛いとかうるさい
ということにもつながるわけですし。
Re:CDのダイナミックレンジは狭いですね。 (スコア:4, 興味深い)
ダイナミックレンジを圧縮していますね。
ローカライズとかコンプレッションとか?
でないと、カーステレオなんかで聴きにくいですから。
私も知り合いのコンサートを録音するんですが
録音機は96kHz24bitで録音出来ますが
後で変換した時に出るデジタルノイズが困るので
CDの規格そのままサンプリング44.1kHz、16bitで録音します。
録音して、そのまま聴くとレンジがありすぎるので
ローカライズしてダイナミックレンジを狭くします。
市販CDのように周波数特性は上と下でカットしませんけど
(だいたい市販のほとんどのCDは100Hz〜15kHzしか
入っていない。デジタル変換ノイズを回避するため
CDが発売された頃、f0〜20kHzと言われてきましたが
市販されたCDではカットされていますね。)
最近の再生機は100Hzと15kHz付近のボリュウムを上げ
ダイナミックレンジや周波数特性をよいように見せかけている。
結果、レコードの方が良い音なのは、
ノイズは入っていてもそのノイズの中の小さな音量の音楽を
ちゃんと人間の耳は聴いているのでダイナミックレンジは
広く、周波数特性も広いと言う事ですね。
これは、CDの音が悪いと言うのではなく、
貧弱になった再生機にあわせる事で
このような事になっていると思うのです。
世の中の多くの人が貧弱な再生機で再生しているのですから。
Re: (スコア:0)
え、レコードは再生したら音が劣化する?
もちろんですよ、再生なんかするわけないじゃないですか。ジャケットの封は閉じたまま、CDをはるかにしのぐ美しい音質で再生されている様子を想像して楽しんでこそ真のオーディオマニアです。
# 真のオーディオマニア失格でいいのでAC
Re:懐古補正? (スコア:1)
その話というのは、彼の死ぬ一二年前のことらしい。ある日老いたるオーディオマニアが知人の許に招かれて行ったところ、その家で一つの器具を見た。確かに見憶えのある道具だが、どうしてもその名前が思出せぬし、その用途も思い当らない。老人はその家の主人に尋ねた。それは何と呼ぶ品物で、また何に用いるのかと。主人は、客が冗談を言っているとのみ思って、ニヤリととぼけた笑い方をした。老オーディオマニアは真剣になって再び尋ねる。それでも相手は曖昧な笑を浮べて、客の心をはかりかねた様子である。三度オーディオマニアが真面目な顔をして同じ問を繰返した時、始めて主人の顔に驚愕の色が現れた。彼は客の眼を凝乎と見詰める。相手が冗談を言っているのでもなく、気が狂っているのでもなく、また自分が聞き違えをしているのでもないことを確かめると、彼はほとんど恐怖に近い狼狽を示して、吃りながら叫んだ。
「ああ、夫子が、--古今無双のオーディオマニアたる夫子が、レコードを忘れ果てられたとや? ああ、レコードという名も、その使い途も!」
#しかし、オーディオマニアって何の名人なんだろう?
Re: (スコア:0)
ミックスダウン/マスタリングを音質(原音忠実という意味の音質)優先にして実際に聞いてどうかってのを無視した結果ですかね
CDでもムチャクチャコンプレッションかけてあって、よくこんなのメジャーレーベルで発売許されたなってのもありますが、
レコーディングエンジニアには、メーター見てフェーダー見て、これでよし、って感じの人が多いみたいですから
#ロックなアルバムはUA-4FXの真空管エミュレーターで歪ませて聞くと楽しいです