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この成果はつまるところ被覆部分の改良が主だと思うんだけど、散水ホースとかの踏まれたり折れ曲がってしまったときに通りが悪くなることがあるのと同じ状態になったとき、どうやって導通を確保するんだろうか?金属疲労はなくても被覆が擦過してしまったりとかは?
# 英文ソース読めてないのでACで
中に切れ切れになった固体の導線を混ぜておけばいいんですよ。
> 常温で液体の金属は?> ・水銀 -38.87℃> ・ガリウム +27.78℃> ・セシウム +28.4℃> ・フランシウム 約+27℃http://www.klchem.co.jp/blog/2009/08/post_1039.php [klchem.co.jp]
一体、何を使ってるんだろう…。
なんで錫抜いたんですかね?
世の中にはすでにガリンスタンと言う合金がありましてね
>一体、何を使ってるんだろう…。
CsとかFrなんて使えるわけないだろ……あと最近は水銀も規制が厳しいんでまあ(多少なりとも実用化を目指すなら)使わんわな。
で、何使ってるかというと、abstにGa-Inって書いてあるだろ?#ハンダと一緒で、混ぜると融点が下がる。
> CsとかFrなんて使えるわけないだろ……
Csでも,セシウム133なら放射能が無いので,それなりに利用例がありますよ.有名なのは原子時計だと思います.放射脳な人々には「原子"力"時計だって!そんなの反対!」と勘違いされそうですが,仕組みは全然違います.
参考URL- http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]セシウム133- http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]原子時計
元コメが言ってんのはそういう意味じゃねぇだろ。アルカリメタルの、しかも周期があんだけ下の元素を導線にするとか無理だって意味だろ。イオン化エネルギーどんだけ低いと思ってんだよ。
>イオン化エネルギーどんだけ低いと思ってんだよ。
そのへんよく知らねーから、定量的に説明してくれ
定量的な(第一)イオン化エネルギーの値はWikipediaでもなんでも検索していただくとして,周期表内での原子のイオン化エネルギー,つまり原子がどれだけ電子を放出しにくいか(逆に言えば,これが小さければ小さいほど電子を放出して正イオンになりやすい)には大まかに以下のような傾向があります.
1. 周期表の右に行けば行くほどイオン化エネルギーは大きい(正イオンになりにくい)2. 周期表の下に行けば行くほど,イオン化エネルギーは小さい.
そのため,周期表の右上にいるHeが一番イオン化エネルギーが大きく(=正イオンにはなりにくく),逆に左下の方にいるCsやFrはイオン化エネルギーが非常に小さく,何が何でも誰かに電子を押し付けて自分は正イオンになろうとする傾向が強くなります.
そのため反応性の高いアルカリ金属類の中でもCsの反応性は際立ってきます.例えばLiなんぞは空気中で取り扱っても大して問題は無いし(ただし窒素と反応しますけど),水に放り込んでも緩やかに反応するだけなのに対し,一つ下のNaあたりだと大気中で(短時間なら)普通に取り扱えるものの水,メタノールとは激しく反応し場合によっては発火,さらに下のKだと大気中で取り扱っているだけで発火することもあり,もっと下のRb,Csだとまず間違いなく発火するんで不活性ガス中以外ではそもそも取り扱おうとは思わない,というレベルになります.
なお,周期表で右に行けば行くほどイオン化エネルギーが大きくなる傾向があるのは,右に一つずれると原子核の電荷が1つ増えて電子に対する引力が強くなる(=イオン化しにくくなる)一方,核の電荷を遮蔽する電子の効果(=電子間の反発)は1より小さいためです.そのため最外殻の電子は差し引き分だけクーロン引力を強く感じ,イオン化しにくくなります(同時に原子の半径も小さくなる).
一方,周期表を下に移動すると,最外殻電子の入っている軌道の主量子数が増えます.これが何を意味するかというと,軌道は核からさらに遠くなり,軌道のエネルギーは高くなります.そのため最外殻電子のエネルギーが高くなり,少しのエネルギーを加えるだけで容易に外部に飛び出す(=イオン化する)こととなります.
定量とはちょっと違うけど、判りやすいのはこれかな。
Alkali metals in water [youtube.com]
セシウムは最後。
# Brainiac Alkali Metals [youtube.com] もイイ
散水ホースの場合、中のモノが動くので、その流動性や摩擦が問題になりますが、導体の場合はモノが動くわけではないので(自由電子が動けばいい)、とりあえずどっか繋がってれば導通します。
ただ、折れ曲がって断面積が小さくなったときに「曲がった状態では抵抗が大きくなり、有意に音像の定位の低下を感じる」なんていわれるかもしれませんが。
強度の高い紐を1/8に折りたたんで、それ以上引っ張っても伸びないように、とか。
個人的にはワイヤレスヘッドホンに移行済みなんで、各社ともそっち方面で進化していって欲しい。
輪ゴムなんかだと、経年劣化とか車中高温なんかで弾性が無くなってボロボロになるけどこれはそういった事が無い様にテストしてるんでしょうかね?ちょっと心配。
あと8倍まで伸びるとして、利用は安全をみて3,4倍くらいかな?それで張力はどれ位なんだろか。引っ張られすぎたら使いにくいだろうし。
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
ホースの改良? (スコア:1)
この成果はつまるところ被覆部分の改良が主だと思うんだけど、
散水ホースとかの踏まれたり折れ曲がってしまったときに
通りが悪くなることがあるのと同じ状態になったとき、
どうやって導通を確保するんだろうか?
金属疲労はなくても被覆が擦過してしまったりとかは?
# 英文ソース読めてないのでACで
Re:ホースの改良? (スコア:1)
中に切れ切れになった固体の導線を混ぜておけばいいんですよ。
そもそも (スコア:0)
> 常温で液体の金属は?
> ・水銀 -38.87℃
> ・ガリウム +27.78℃
> ・セシウム +28.4℃
> ・フランシウム 約+27℃
http://www.klchem.co.jp/blog/2009/08/post_1039.php [klchem.co.jp]
一体、何を使ってるんだろう…。
Re:そもそも (スコア:3, 参考になる)
Re: (スコア:0)
なんで錫抜いたんですかね?
Re: (スコア:0)
Ga-In系は単に常温で共融混合物になる系を探した結果だと思うが
錫を含む共融系だとはんだでも使われる錫-鉛系が有名だけど融点は183℃
Re: (スコア:0)
世の中にはすでにガリンスタンと言う合金がありましてね
Re:そもそも (スコア:1)
>一体、何を使ってるんだろう…。
CsとかFrなんて使えるわけないだろ……
あと最近は水銀も規制が厳しいんでまあ(多少なりとも実用化を目指すなら)使わんわな。
で、何使ってるかというと、abstにGa-Inって書いてあるだろ?
#ハンダと一緒で、混ぜると融点が下がる。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
> CsとかFrなんて使えるわけないだろ……
Csでも,セシウム133なら放射能が無いので,それなりに利用例がありますよ.
有名なのは原子時計だと思います.
放射脳な人々には「原子"力"時計だって!そんなの反対!」と勘違いされそうですが,仕組みは全然違います.
参考URL
- http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]セシウム133
- http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]原子時計
Re:そもそも (スコア:1)
元コメが言ってんのはそういう意味じゃねぇだろ。
アルカリメタルの、しかも周期があんだけ下の元素を導線にするとか無理だって意味だろ。
イオン化エネルギーどんだけ低いと思ってんだよ。
Re: (スコア:0)
>イオン化エネルギーどんだけ低いと思ってんだよ。
そのへんよく知らねーから、定量的に説明してくれ
Re:そもそも (スコア:5, 参考になる)
定量的な(第一)イオン化エネルギーの値はWikipediaでもなんでも検索していただくとして,周期表内での原子のイオン化エネルギー,つまり原子がどれだけ電子を放出しにくいか(逆に言えば,これが小さければ小さいほど電子を放出して正イオンになりやすい)には大まかに以下のような傾向があります.
1. 周期表の右に行けば行くほどイオン化エネルギーは大きい(正イオンになりにくい)
2. 周期表の下に行けば行くほど,イオン化エネルギーは小さい.
そのため,周期表の右上にいるHeが一番イオン化エネルギーが大きく(=正イオンにはなりにくく),逆に左下の方にいるCsやFrはイオン化エネルギーが非常に小さく,何が何でも誰かに電子を押し付けて自分は正イオンになろうとする傾向が強くなります.
そのため反応性の高いアルカリ金属類の中でもCsの反応性は際立ってきます.
例えばLiなんぞは空気中で取り扱っても大して問題は無いし(ただし窒素と反応しますけど),水に放り込んでも緩やかに反応するだけなのに対し,一つ下のNaあたりだと大気中で(短時間なら)普通に取り扱えるものの水,メタノールとは激しく反応し場合によっては発火,さらに下のKだと大気中で取り扱っているだけで発火することもあり,もっと下のRb,Csだとまず間違いなく発火するんで不活性ガス中以外ではそもそも取り扱おうとは思わない,というレベルになります.
なお,周期表で右に行けば行くほどイオン化エネルギーが大きくなる傾向があるのは,右に一つずれると原子核の電荷が1つ増えて電子に対する引力が強くなる(=イオン化しにくくなる)一方,核の電荷を遮蔽する電子の効果(=電子間の反発)は1より小さいためです.そのため最外殻の電子は差し引き分だけクーロン引力を強く感じ,イオン化しにくくなります(同時に原子の半径も小さくなる).
一方,周期表を下に移動すると,最外殻電子の入っている軌道の主量子数が増えます.これが何を意味するかというと,軌道は核からさらに遠くなり,軌道のエネルギーは高くなります.そのため最外殻電子のエネルギーが高くなり,少しのエネルギーを加えるだけで容易に外部に飛び出す(=イオン化する)こととなります.
Re:そもそも (スコア:1)
定量とはちょっと違うけど、判りやすいのはこれかな。
Alkali metals in water [youtube.com]
セシウムは最後。
# Brainiac Alkali Metals [youtube.com] もイイ
Re: (スコア:0)
散水ホースの場合、中のモノが動くので、その流動性や摩擦が問題になりますが、
導体の場合はモノが動くわけではないので(自由電子が動けばいい)、
とりあえずどっか繋がってれば導通します。
ただ、折れ曲がって断面積が小さくなったときに
「曲がった状態では抵抗が大きくなり、有意に音像の定位の低下を感じる」
なんていわれるかもしれませんが。
Re: (スコア:0)
強度の高い紐を1/8に折りたたんで、それ以上引っ張っても伸びないように、とか。
個人的にはワイヤレスヘッドホンに移行済みなんで、
各社ともそっち方面で進化していって欲しい。
Re: (スコア:0)
輪ゴムなんかだと、経年劣化とか車中高温なんかで弾性が無くなってボロボロになるけど
これはそういった事が無い様にテストしてるんでしょうかね?ちょっと心配。
あと8倍まで伸びるとして、利用は安全をみて3,4倍くらいかな?
それで張力はどれ位なんだろか。引っ張られすぎたら使いにくいだろうし。