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スーパーコンピュータTOP500のうち、9割がインテルかAMDのCPUを使っています。また、OSは9割がLinuxを利用しています。セコイアや京は特別中の特別ですが、一般的に言って「スパコン=PCサーバの集合体」と言って差し支えない状況になっています。実際、PCサーバ等の汎用部品を使ったほうがコスト面でも実用面でも使い勝手がいいです。
これは昔の分類では「クラスタ」であって、スパコンではない。
PVMあたりが走りですかね。PVMって異種CPU混在環境(SPARCとIntelとかも可能)での動作を想定して設計されてたんですが、最近MPIなるものを触ったら混在環境が実質無理っぽいのでちょっと驚いた。
ボード間の通信も単なるイーサケーブルのみっぽいし、まさにクラスタ。
>ボード間の通信も単なるイーサケーブルのみっぽいし、まさにクラスタ。それはマネージメント。ノード間通信はInfinibandだと書いてある。そのためにわざわざInfinibandオンボードのマザーボードを使ってる。http://www.itp.uzh.ch/~stadel/doku.php?id=zbox:zbox4 [itp.uzh.ch]>Main Boards: 192 Supermicro X9DRT-IBQF (2 CPUs per node) on-board QDR Infiniband>HPC Network: QLogic/Intel QDR Infiniband in 2:1 fat tree (9 leaf and 3 core switches)>Gbit Ethernet and seerate dedicated 100 Mbit management networks
Infiniband使えばクラスタじゃなくなるのかなぁ。それはちょっと違和感あるな。
計算部分はね,確かにその通り.
だけど,実際には,シミュレーションに必要な大量のデータを入出力するための大量の file IO をさばけるストレージ,計算を進めるためにクラスタノード間での大量の通信をさばくためのインターコネクト,の2つがなければまともに使い物にはなりません.で,この2つの調達費用の方が,計算ノードの調達費用よりもかなり高い.ついでに言えば,これらの冷却装置もかなり高価.たとえば,京だと建物の半分位は冷却装置で占められている.
あと,今時のスパコンの指標としてはTop500はもう時代に合わなくなっていると思う.Graph500とかの方がより適切.
規模が大きくなるとノードがばんばん壊れますので、耐故障性をちゃんと設計できるところじゃないと大規模PCクラスタは難しい
真空管がばんばん壊れた ENIAC 世代を彷彿とさせますなぁ
なんだかスパコンもコモディティ化しましたねぇ・・・って感想です。普通に使うスパコン(?)ならそれで十分実用的な性能が出るようになりました、ってことなんでしょうね。
最近はちょっとしたインフォ系のラボなら数百CPU程度のクラスタを普通に持っていたりするので、これを「スーパーコンピュータ」と言っちゃうのはなんだかねー、という感じ。どこが「スーパー」なんだろう。
24時間で組み立てたのは凄いと思う。
2万円くらいのGPUでも軽く2[TFLOPS]を超えているし、PCのCPU一個でも100[GFLOPS]に達しているよね。
intelの公表している数値だと、ここ [intel.com]のデータを見るとi7-2600の3.4GHzで108.8GFLOPSとなっている。しかし、これは4コアが3.4GHzで8並列の浮動小数点演算を出来ると言っているだけで、あくまでピーク値。(4 x 8 x 3.4G = 108.8G)しかも、8並列できるのは単精度のみ。(倍精度だと半分)
見直しに10年くらいかかって、見直しが実施されたことにはもう時代遅れになってますよきっと。
>どこが「スーパー」なんだろう。学生の情熱
スーパーマーケットで買って来た部品で作った。別の画面の上に別の画面をスーパーインポーズできる。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:0)
スーパーコンピュータTOP500のうち、9割がインテルかAMDのCPUを使っています。また、OSは9割がLinuxを利用しています。
セコイアや京は特別中の特別ですが、一般的に言って「スパコン=PCサーバの集合体」と言って差し支えない状況になっています。
実際、PCサーバ等の汎用部品を使ったほうがコスト面でも実用面でも使い勝手がいいです。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:1)
これは昔の分類では「クラスタ」であって、スパコンではない。
Re: (スコア:0)
PVMあたりが走りですかね。PVMって異種CPU混在環境(SPARCとIntelとかも可能)での動作を想定して設計されてたんですが、最近MPIなるものを触ったら混在環境が実質無理っぽいのでちょっと驚いた。
Re: (スコア:0)
ボード間の通信も単なるイーサケーブルのみっぽいし、まさにクラスタ。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:4, 参考になる)
>ボード間の通信も単なるイーサケーブルのみっぽいし、まさにクラスタ。
それはマネージメント。
ノード間通信はInfinibandだと書いてある。そのためにわざわざInfinibandオンボードのマザーボードを使ってる。
http://www.itp.uzh.ch/~stadel/doku.php?id=zbox:zbox4 [itp.uzh.ch]
>Main Boards: 192 Supermicro X9DRT-IBQF (2 CPUs per node) on-board QDR Infiniband
>HPC Network: QLogic/Intel QDR Infiniband in 2:1 fat tree (9 leaf and 3 core switches)
>Gbit Ethernet and seerate dedicated 100 Mbit management networks
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:1)
Infiniband使えばクラスタじゃなくなるのかなぁ。それはちょっと違和感あるな。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:1)
計算部分はね,確かにその通り.
だけど,実際には,シミュレーションに必要な大量のデータを入出力するための大量の file IO をさばけるストレージ,計算を進めるためにクラスタノード間での大量の通信をさばくためのインターコネクト,の2つがなければまともに使い物にはなりません.で,この2つの調達費用の方が,計算ノードの調達費用よりもかなり高い.ついでに言えば,これらの冷却装置もかなり高価.たとえば,京だと建物の半分位は冷却装置で占められている.
あと,今時のスパコンの指標としてはTop500はもう時代に合わなくなっていると思う.Graph500とかの方がより適切.
Re: (スコア:0)
規模が大きくなるとノードがばんばん壊れますので、耐故障性をちゃんと設計できるところじゃないと大規模PCクラスタは難しい
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:1)
真空管がばんばん壊れた ENIAC 世代を彷彿とさせますなぁ
Re: (スコア:0)
なんだかスパコンもコモディティ化しましたねぇ・・・って感想です。
普通に使うスパコン(?)ならそれで十分実用的な性能が出るようになりました、ってことなんでしょうね。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:1)
最近はちょっとしたインフォ系のラボなら数百CPU程度のクラスタを普通に持っていたりするので、
これを「スーパーコンピュータ」と言っちゃうのはなんだかねー、という感じ。どこが「スーパー」なんだろう。
24時間で組み立てたのは凄いと思う。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:4, 興味深い)
それと、100GFLOPS以上を「高速計算機」と呼んで報告させる、文科省の調査も何とかしてほしい。
どちらも時代に合わせて更新していって欲しい。
Re:スパコン=PCサーバの集合体 (スコア:2)
2万円くらいのGPUでも軽く2[TFLOPS]を超えているし、PCのCPU一個でも100[GFLOPS]に達しているよね。
Re: (スコア:0)
intelの公表している数値だと、ここ [intel.com]のデータを見るとi7-2600の3.4GHzで108.8GFLOPSとなっている。
しかし、これは4コアが3.4GHzで8並列の浮動小数点演算を出来ると言っているだけで、あくまでピーク値。(4 x 8 x 3.4G = 108.8G)
しかも、8並列できるのは単精度のみ。(倍精度だと半分)
Re: (スコア:0)
見直しに10年くらいかかって、見直しが実施されたことにはもう時代遅れになってますよきっと。
Re: (スコア:0)
>どこが「スーパー」なんだろう。
学生の情熱
Re: (スコア:0)
スーパーマーケットで買って来た部品で作った。
別の画面の上に別の画面をスーパーインポーズできる。