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本当に何のデータを見て「電力は足りない」となったのかが分からないのだな。誰がどう納得してこうなったのか。政府の偉い人にしても、大阪の偉い人にしても、ある時点で唐突に変節している。納得せざるを得ない「きれいな」データを見せられたのなら、あの橋下くんなら間違いなく「これを見てくれ」と公開したと思うんだよ。それがただ、歯切れ悪く再起動承認に回ったとの意思表明だけ。ちょっと「何かあった」と疑わざるを得ない。ていうかもう笑うしかないんじゃないかこの出来レース。
計画停電で人が死ぬ死ぬ、熱中症で人が死ぬ死ぬ騒ぎ立てる人たちは放射能で人が死ぬ死ぬ
国家戦略室需給検証委員会の議事録 [npu.go.jp]を見れば経過は分かると思いますよ。
と言っても読まないだろうから簡単に説明しとくと、昨年の実績に基けば大阪市+ISEP(飯田氏)の試算通りでも足りていませんでした。参考までに飯田氏の提示した資料 [npu.go.jp]を載せときます。この資料通りであれば、昨年実績は 供給:2947万kW(原子力337万kW)、需要:2784万kW なので、174万kW不足します。更に言うなら、急激な需要増加に備えて予想される需要より5~10%多くの供給源を確保しておく必要があるため、 2784*5%=139万kWのマージンも必要です。
それでも飯田氏が足りると主張したのは、 ・冬季実績に基けば火力は昨年より多い (実際関電の試算でも+178万kW) ・追加対策 (節電や自家発電設備を持つ企業からの融通)で+150万kW上乗せという理由があったからです。
が、 ・自家発電設備を持つ企業は、既に関電に最大限提供済。(飯田氏の試算にもこの数字が入っている) ・節電は不要だと大見得切ってしまっていた。ので当初見込んでいた追加対策分が実際には得られない事が判明。更に ・猛暑が発生すれば需要が増える。(2010年並みなら+300万kW) ・渇水が減れば水力による供給が減る。(-230万kW)という事で再稼動という結論に至ったようです。
ちなみに再稼動が決定した大飯3、4号炉は合計236万kWしかないので、暑さ・渇水が平年並みなら足りますが、2010年並みの猛暑となれば関電がしつこく言っているように不足します。
#以下個人的な見解橋下氏の変節については、恐らく当初は専門家である飯田氏を信じ切っていたのでしょうが、関電にそれを覆すデータを突きつけられて目が覚めたんじゃないかと。反原発派/原発擁護・推進派を問わず、今回の件で橋下氏を見限ったとか言う方が多いですが、ちゃんとデータを示せば潔く認めてくれるというのは、政治家としては稀有な人材だと思います。
だた、もう少し説明義務を果たすべきだと思いますが。
大阪府・市の一連の選挙で脱原発を掲げた維新の会が勝利した事で脱原発の民意はすでに示されていると言って大阪市の住民投票条例案を維新の会も含めて否決したのとか考えると橋下市長の変節は予定通りの行動だと思うんですけどねえ。万一住民投票ではっきりと脱原発の意志が示されてしまったら、脱原発を要求しつつ再稼働を容認するのが難しくなってしまいますから。
#都合の良い民意だよなあ。
元DECの得体のしれない人間を顧問に据えた「市長」の任命責任は問われるべきでしょう
その数字、委員にすら「本当のこととして捉えないと話が進まない」「時間がないので」などと無茶苦茶言われてますが…。
要するに「来年を見越して対策しとけ」と言われていたにも関わらずそれをせず、なにかしようにももう遅い状態まで寝かせた上で「対策しようにも時間がない」と押し切りました、ということ。
原発が嫌ならより電気を使わないように。ということの再確認ですな。使用済み燃料の問題をほっぽいて「安全」とか言う人が信用できないんで、今年は月当たりの電気代去年の半分目標で行きましょ。
ソース求む。
なるほど、君は#2174975がわざわざ貼ってくれたリンク先も読まずに茶々を入れるのか。
すまん。見落としてた。
>>要するに「来年を見越して対策しとけ」と言われていたにも関わらずそれをせず
(#2175587)これで足りないというのなら、お前が金を出してやれ。
2010年までに作られた日本の原発は大事故を起こさないというデータも山程あるんだな。
>>電力側が、機会も時間もあったにも関わらずいかに「何もして来なかったか」
東電は火力増強490万+緊急221万=711万増加。元々4150万なので増加率17%。関電は火力増強243万+緊急6万=249万。元々1680万と格段に少ないので増加率は14.8%。
嘘垂れ流すやつはとりあえず電気使うなよ
それを受けて、「関電は環境アセスメントが免除されてないから火発作るのに手間取ってるだけでサボってるわけじゃないんだ」説が出てきてますが。真実はいかに。 姫路の火力発電所にガスタービン発電機(48.65万kW×6基)を増設しようとしているけど、発電開始が2012年の夏 には間に合わない、ってのはプレスリリース [mhi.co.jp]が出てるので事実かと。ただしこれは、震災前から計画があったものらしく、平成19年には環境アセスメント手続きを開始してたとの関電のWEBにありました。
件の古賀氏が「関電は環境アセスメントを免除してもらえるようになぜ働きかけなかったのか」と言ってたので、実際に免除はされていないのでしょう。関電をテロ呼ばわりする人が関電のアシストをするような嘘は言わないでしょうしw
和歌山に住金が作った370万kW分のLNG火力発電所用地がありましてな県も議会もさっさとやれというスタンスなのですが関電は数年来ほったらかしhttp://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/200100/www/html/gijiroku/1112/231... [wakayama.lg.jp]
昨年の時点では、まさか再起動指示が出ない事態がこんなに長く続くとは思ってなかったんじゃないかな。運用と平行して安全対策を強化するならともかく運転が再開されないというのは、火発の設備も老朽化している上に原油の国際価格が高どまりしてる状況では政治判断としておかしい。経済力を喪失したら、長期的にならざるを得ない廃炉費用すら出せなくなるというのに。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
「笑うしかない」と言うしかない (スコア:-1)
本当に何のデータを見て「電力は足りない」となったのかが分からないのだな。
誰がどう納得してこうなったのか。
政府の偉い人にしても、大阪の偉い人にしても、ある時点で唐突に変節している。
納得せざるを得ない「きれいな」データを見せられたのなら、
あの橋下くんなら間違いなく「これを見てくれ」と公開したと思うんだよ。
それがただ、歯切れ悪く再起動承認に回ったとの意思表明だけ。
ちょっと「何かあった」と疑わざるを得ない。ていうかもう笑うしかないんじゃないかこの出来レース。
計画停電で人が死ぬ死ぬ、熱中症で人が死ぬ死ぬ騒ぎ立てる人たちは
放射能で人が死ぬ死ぬ
ほれ。 (スコア:5, 参考になる)
国家戦略室需給検証委員会の議事録 [npu.go.jp]を見れば経過は分かると思いますよ。
と言っても読まないだろうから簡単に説明しとくと、昨年の実績に基けば大阪市+ISEP(飯田氏)の試算通りでも足りていませんでした。
参考までに飯田氏の提示した資料 [npu.go.jp]を載せときます。
この資料通りであれば、昨年実績は 供給:2947万kW(原子力337万kW)、需要:2784万kW なので、174万kW不足します。
更に言うなら、急激な需要増加に備えて予想される需要より5~10%多くの供給源を確保しておく必要があるため、
2784*5%=139万kW
のマージンも必要です。
それでも飯田氏が足りると主張したのは、
・冬季実績に基けば火力は昨年より多い (実際関電の試算でも+178万kW)
・追加対策 (節電や自家発電設備を持つ企業からの融通)で+150万kW上乗せ
という理由があったからです。
が、
・自家発電設備を持つ企業は、既に関電に最大限提供済。(飯田氏の試算にもこの数字が入っている)
・節電は不要だと大見得切ってしまっていた。
ので当初見込んでいた追加対策分が実際には得られない事が判明。
更に
・猛暑が発生すれば需要が増える。(2010年並みなら+300万kW)
・渇水が減れば水力による供給が減る。(-230万kW)
という事で再稼動という結論に至ったようです。
ちなみに再稼動が決定した大飯3、4号炉は合計236万kWしかないので、暑さ・渇水が平年並みなら足りますが、
2010年並みの猛暑となれば関電がしつこく言っているように不足します。
#以下個人的な見解
橋下氏の変節については、恐らく当初は専門家である飯田氏を信じ切っていたのでしょうが、
関電にそれを覆すデータを突きつけられて目が覚めたんじゃないかと。
反原発派/原発擁護・推進派を問わず、今回の件で橋下氏を見限ったとか言う方が多いですが、
ちゃんとデータを示せば潔く認めてくれるというのは、政治家としては稀有な人材だと思います。
だた、もう少し説明義務を果たすべきだと思いますが。
Re:ほれ。 (スコア:2, 興味深い)
大阪府・市の一連の選挙で脱原発を掲げた維新の会が勝利した事で
脱原発の民意はすでに示されていると言って大阪市の住民投票条例案を
維新の会も含めて否決したのとか考えると
橋下市長の変節は予定通りの行動だと思うんですけどねえ。
万一住民投票ではっきりと脱原発の意志が示されてしまったら、
脱原発を要求しつつ再稼働を容認するのが難しくなってしまいますから。
#都合の良い民意だよなあ。
Re:ほれ。 (スコア:1)
元DECの得体のしれない人間を顧問に据えた「市長」の任命責任は問われるべきでしょう
Re: (スコア:0)
その数字、委員にすら「本当のこととして捉えないと話が進まない」「時間がないので」などと
無茶苦茶言われてますが…。
要するに「来年を見越して対策しとけ」と言われていたにも関わらずそれをせず、
なにかしようにももう遅い状態まで寝かせた上で
「対策しようにも時間がない」
と押し切りました、ということ。
原発が嫌ならより電気を使わないように。
ということの再確認ですな。
使用済み燃料の問題をほっぽいて「安全」とか言う人が信用できないんで、
今年は月当たりの電気代去年の半分目標で行きましょ。
Re: (スコア:0)
その数字、委員にすら「本当のこととして捉えないと話が進まない」「時間がないので」などと
無茶苦茶言われてますが…。
ソース求む。
Re: (スコア:0)
なるほど、君は#2174975がわざわざ貼ってくれたリンク先も読まずに茶々を入れるのか。
Re:ほれ。 (スコア:1)
すまん。見落としてた。
Re: (スコア:0)
>>要するに「来年を見越して対策しとけ」と言われていたにも関わらずそれをせず
(#2175587)
これで足りないというのなら、お前が金を出してやれ。
Re: (スコア:0)
2010年までに作られた日本の原発は大事故を起こさないというデータも山程あるんだな。
Re:ほれ。 (スコア:1)
>>電力側が、機会も時間もあったにも関わらずいかに「何もして来なかったか」
東電は火力増強490万+緊急221万=711万増加。
元々4150万なので増加率17%。
関電は火力増強243万+緊急6万=249万。
元々1680万と格段に少ないので増加率は14.8%。
嘘垂れ流すやつはとりあえず電気使うなよ
Re:ほれ。 (スコア:3)
それを受けて、「関電は環境アセスメントが免除されてないから火発作るのに手間取ってるだけでサボってるわけじゃないんだ」説が出てきてますが。真実はいかに。 姫路の火力発電所にガスタービン発電機(48.65万kW×6基)を増設しようとしているけど、発電開始が2012年の夏 には間に合わない、ってのはプレスリリース [mhi.co.jp]が出てるので事実かと。ただしこれは、震災前から計画があったものらしく、平成19年には環境アセスメント手続きを開始してたとの関電のWEBにありました。
Re: (スコア:0)
件の古賀氏が「関電は環境アセスメントを免除してもらえるようになぜ働きかけなかったのか」と言ってたので、実際に免除はされていないのでしょう。
関電をテロ呼ばわりする人が関電のアシストをするような嘘は言わないでしょうしw
Re: (スコア:0)
和歌山に住金が作った370万kW分のLNG火力発電所用地がありましてな
県も議会もさっさとやれというスタンスなのですが関電は数年来ほったらかし
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/200100/www/html/gijiroku/1112/231... [wakayama.lg.jp]
Re: (スコア:0)
昨年の時点では、まさか再起動指示が出ない事態がこんなに長く続くとは思ってなかったんじゃないかな。
運用と平行して安全対策を強化するならともかく運転が再開されないというのは、火発の設備も老朽化している上に原油の国際価格が高どまりしてる状況では政治判断としておかしい。
経済力を喪失したら、長期的にならざるを得ない廃炉費用すら出せなくなるというのに。