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風力とか太陽光発電は最大値はどうでもいいので予想される最低発電量と需要のバランスで教えてほしいものです。
関西電力のの堺太陽光発電所 [kepco.co.jp]は最大6290万kWの太陽電池で、年間660万kWhの発電が見込まれています。365日24時間平均すると750kW。原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。
半径20kmの半円をまるごと発電所にすれば原発6機分ですね。半径25kmの半円で原発10機。
>関西電力のの堺太陽光発電所は最大6290万kWの太陽電池で
最大6290kWですね。びっくりしてソースを確認しちゃいました。
> 太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。
13haは130,000平方メートルですよ。正方形だとすると、ざっと縦横360メートルです。ちなみに、1平方キロメートルは1,000,000平方メートルになっちゃいます。
>原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。
原発の単位がkw(キロワット)で、太陽電池の単位が660万kWh(キロワット時)ですよ。これを比べちゃだめでしょう。時速(速度)と走行距離(速度×時間)を比べてるみたいなものです。
> 最大6290kWですね。
おっとすみません。書き間違えてました。でも、その数字は計算に使ってないので後の計算は問題ありません。
> >原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。> 原発の単位がkw(キロワット)で、太陽電池の単位が660万kWh(キロワット時)ですよ。
いや、私の書いた> > 年間660万kWhの発電が見込まれています。365日24時間平均すると750kW。この後半の750kWが原発との比較対象です。(660万kWh/年)÷(365日/年)÷(24時間/日)=750kWで、単位はあってます。
あるいは、原発の80万kW×(365日/年)×(24時間/日)×稼働率70%=49億kWh/年 を太陽光発電の 660万kWh/年と比較していると言ってもいいです。その比は約750倍。
> >太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。> 13haは130,000平方メートルですよ。> 正方形だとすると、ざっと縦横360メートルです。
その通りですね。で、13haの太陽光発電所と原発との電力差が750倍なので、13万平方メートルの750倍=約1億平方メートル=約100平方キロメートルで、100平方キロメートルの太陽光発電所があれば原発一機と同じ発電量になる、という計算です。
> 13haの太陽光発電所と原発との電力差が750倍なので、> 13万平方メートルの750倍=約1億平方メートル=約100平方キロメートルで、> 100平方キロメートルの太陽光発電所があれば原発一機と同じ発電量になる、> という計算
ちなみに、堺太陽光発電所の総事業費は50億円 [47news.jp]上述の数字はは2/3だけ完成した現状でのものなので、原発一機に相当する100平方キロメートルの太陽光発電所を作るとしたら、その建設費用は、50億×2/3×750倍=2兆5千億円ぐらいってことになります。
一方の原発は一機あたり4000億弱 [kyuden.co.jp]
ランニングコストのことを考えると、このぐらいの価格差なら、なんとか現実視できそうですが…面積100平方キロなんていうのは論外なレベルでかなり無茶でしょうねぇ…
#太陽光発電の最大のメリットは、日中の消費電力量多い時間帯に、発電量が多くなることだと思う。#そういうピーク対策として使うのが一番であり、ベース電力な原発と比べるのは無意味だよなぁ…
ちなみに、今回のストーリーの試算では、風力発電は、・所要面積1万kW/平方キロ・工事費25万円/kWとなっています。また、・設備利用率約24%~31%と見ているので、原発一機80万kWに対するには、風力発電は200万kWぐらい必要になり、面積 200平方キロメートル工事費5000億円
ってことになります。工事費は問題なさそう。
面積は200平方キロってのすごく広いですが、この場合の面積はまるごと占有されるわけではないですね。出力2500kW [mhi.co.jp]の風車を設置すると、2200万キロワットは800機。ロータ直径92mなので、ちょっと余裕をみて各風車の占有面積(風車によって使えなくなる土地面積)を直径150mとすると、風車の敷地面積は全部で50平方キロぐらいになります。残りの150平方キロは土地としては利用可能ですね。風の通りを邪魔するような高層の建築物は建てられないでしょうけど…
…っても、50平方キロってのもたいがいですねぇ…
>原発一機に相当する100平方キロメートルの太陽光発電所
つか、そもそもあまり比較に向かないです、この組み合わせ (^^;・原発=昼も夜も発電しっぱなし(ベースロード)向き。昼だけ出力を増すような使い方をするとコストが上がる。・太陽光=昼間のピークカット専用。蓄電して夜まで使おうとするとコストが上がる。
んで原発1基分で「山手線の内側」や「100平方キロメートル」という場合、「年間の発電量が大体同じになる量」で比較してます。ところが「晴れた昼間のお昼頃」に限って言えば、同じ太陽光発電設備が原発5、6基分の電力を発電します。太陽光は天候にも左右されますが、この二者はわりと相補的な特性を持ってます。
あと太陽光は建物の屋根でも使える上に冷却水等の制限も無いので、その点からも単純に面積での比較はあんまり意味ないかと。建物を使うだけで、当面必要そうな量(100GWpとか200GWpとか)はだいたい置けそう [aist.go.jp]ですし。
# というか日本では更地に置くと地代高いし、大きな屋根の工場とかでまず使って欲しい。
議論がかみ合ってないですよね。「太陽光は原発とそっくり同じことが出来ないからダメ」みたいな考えの人が多いのが残念。
まったくです。なんかこう、安易に「安くて使い勝手良くて経済にも良くてなんの汚染も公害も発生しない、これ1つで全ての問題が解決できる万能の技術(?)」のようなものを求めてるような意見を見かけます。そんな都合の良いものがあるほど世の中甘くないです、何かリスクを取る覚悟はしないとダメです、って言ってます。
逆にある程度のリスクを取る覚悟さえすれば、少なくとも現状よりマシにする道は開けるはずなんですけどねぇ。
えっとまあ、私自身元コメ [srad.jp]で
> #太陽光発電の最大のメリットは、日中の消費電力量多い時間帯に、発電量が多くなることだと思う。> #そういうピーク対策として使うのが一番であり、ベース電力な原発と比べるのは無意味だよなぁ…
ってことは書いてたんですが…
そういった特性の違いは抜きにしても、原発と同規模の太陽光発電所を作るなんていうのは面積的に非現実的だよ、というのが元コメントの主張でした。
ああ、そっちが趣旨でしたか。失礼しました。
そうですね、中東・アフリカ・中国・アメリカのような広大な乾燥地帯を抱えてるような地域ならともかく、日本では1カ所にGWクラスの太陽光発電設備を置くのは非現実的…というか、あんまりお得じゃないと思います。土地代の観点から。もっと小規模なもの(最大でも10MW単位?)を、置けるところから置いていくのが、日本向きの使い方だろうと思います。
# まぁ、汚染されて他に使いようも無い土地を、という話ならあり得るかも知れませんが、現状そこまで酷くなってるんですかね…?
丁寧なご返信ありがとうございます。実はコメントを書いた直後に、自分の誤解に気付きました。
# AC の書き込み制限ですぐに否定できず、お手数をおかけしました。
計算してみたら、
8760時間(=1年) × 80万kw × 稼働率70% = 4,905,600,000 kWh
ってことで、原発1基分で49億560万kWhくらいですかね。うーん、あってますかね?
参考までに女川原子力発電所の実績です。ページ下部に年度計の記載があります。http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/data/3_b.html [tohoku-epco.co.jp]
こちらには、年度計として1号機:1,743,135 Mwh2号機 : 4,359,559 Mwh3号機 : 3,079,513 Mwhという記載があります。これを見ると同じくらいですが、いかがでしょう。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
ベストエフォート? (スコア:0)
風力とか太陽光発電は最大値はどうでもいいので
予想される最低発電量と需要のバランスで教えてほしいものです。
Re: (スコア:2, 参考になる)
関西電力のの堺太陽光発電所 [kepco.co.jp]は最大6290万kWの太陽電池で、
年間660万kWhの発電が見込まれています。365日24時間平均すると750kW。
原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。
太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。
半径20kmの半円をまるごと発電所にすれば原発6機分ですね。半径25kmの半円で原発10機。
Re:ベストエフォート? (スコア:0)
>関西電力のの堺太陽光発電所は最大6290万kWの太陽電池で
最大6290kWですね。
びっくりしてソースを確認しちゃいました。
> 太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。
13haは130,000平方メートルですよ。
正方形だとすると、ざっと縦横360メートルです。
ちなみに、1平方キロメートルは1,000,000平方メートルになっちゃいます。
>原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。
原発の単位がkw(キロワット)で、太陽電池の単位が660万kWh(キロワット時)ですよ。
これを比べちゃだめでしょう。
時速(速度)と走行距離(速度×時間)を比べてるみたいなものです。
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
> 最大6290kWですね。
おっとすみません。書き間違えてました。でも、その数字は計算に使ってないので後の計算は問題ありません。
> >原発が80万kWで稼働率70%とすると平均56万kWなので約750倍。
> 原発の単位がkw(キロワット)で、太陽電池の単位が660万kWh(キロワット時)ですよ。
いや、私の書いた
> > 年間660万kWhの発電が見込まれています。365日24時間平均すると750kW。
この後半の750kWが原発との比較対象です。
(660万kWh/年)÷(365日/年)÷(24時間/日)=750kWで、単位はあってます。
あるいは、原発の80万kW×(365日/年)×(24時間/日)×稼働率70%=49億kWh/年 を
太陽光発電の 660万kWh/年と比較していると言ってもいいです。
その比は約750倍。
> >太陽光発電所は13haなので、だいたい100平方km(10km四方)で原発一基分になります。
> 13haは130,000平方メートルですよ。
> 正方形だとすると、ざっと縦横360メートルです。
その通りですね。で、13haの太陽光発電所と原発との電力差が750倍なので、
13万平方メートルの750倍=約1億平方メートル=約100平方キロメートルで、
100平方キロメートルの太陽光発電所があれば原発一機と同じ発電量になる、
という計算です。
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
> 13haの太陽光発電所と原発との電力差が750倍なので、
> 13万平方メートルの750倍=約1億平方メートル=約100平方キロメートルで、
> 100平方キロメートルの太陽光発電所があれば原発一機と同じ発電量になる、
> という計算
ちなみに、堺太陽光発電所の総事業費は50億円 [47news.jp]
上述の数字はは2/3だけ完成した現状でのものなので、
原発一機に相当する100平方キロメートルの太陽光発電所を作るとしたら、
その建設費用は、50億×2/3×750倍=2兆5千億円ぐらいってことになります。
一方の原発は一機あたり4000億弱 [kyuden.co.jp]
ランニングコストのことを考えると、このぐらいの価格差なら、なんとか現実視できそうですが…
面積100平方キロなんていうのは論外なレベルでかなり無茶でしょうねぇ…
#太陽光発電の最大のメリットは、日中の消費電力量多い時間帯に、発電量が多くなることだと思う。
#そういうピーク対策として使うのが一番であり、ベース電力な原発と比べるのは無意味だよなぁ…
ちなみに、今回のストーリーの試算では、
風力発電は、
・所要面積1万kW/平方キロ
・工事費25万円/kW
となっています。
また、
・設備利用率約24%~31%
と見ているので、原発一機80万kWに対するには、風力発電は200万kWぐらい必要になり、
面積 200平方キロメートル
工事費5000億円
ってことになります。工事費は問題なさそう。
面積は200平方キロってのすごく広いですが、この場合の面積はまるごと占有されるわけではないですね。
出力2500kW [mhi.co.jp]の風車を設置すると、2200万キロワットは800機。
ロータ直径92mなので、ちょっと余裕をみて各風車の占有面積(風車によって使えなくなる土地面積)を直径150mとすると、風車の敷地面積は全部で50平方キロぐらいになります。
残りの150平方キロは土地としては利用可能ですね。風の通りを邪魔するような高層の建築物は建てられないでしょうけど…
…っても、50平方キロってのもたいがいですねぇ…
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
>原発一機に相当する100平方キロメートルの太陽光発電所
つか、そもそもあまり比較に向かないです、この組み合わせ (^^;
・原発=昼も夜も発電しっぱなし(ベースロード)向き。昼だけ出力を増すような使い方をするとコストが上がる。
・太陽光=昼間のピークカット専用。蓄電して夜まで使おうとするとコストが上がる。
んで原発1基分で「山手線の内側」や「100平方キロメートル」という場合、「年間の発電量が大体同じになる量」で比較してます。
ところが「晴れた昼間のお昼頃」に限って言えば、同じ太陽光発電設備が原発5、6基分の電力を発電します。
太陽光は天候にも左右されますが、この二者はわりと相補的な特性を持ってます。
あと太陽光は建物の屋根でも使える上に冷却水等の制限も無いので、その点からも単純に面積での比較はあんまり意味ないかと。建物を使うだけで、当面必要そうな量(100GWpとか200GWpとか)はだいたい置けそう [aist.go.jp]ですし。
# というか日本では更地に置くと地代高いし、大きな屋根の工場とかでまず使って欲しい。
Re: (スコア:0)
議論がかみ合ってないですよね。
「太陽光は原発とそっくり同じことが出来ないからダメ」みたいな考えの人が多いのが残念。
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
まったくです。
なんかこう、安易に「安くて使い勝手良くて経済にも良くてなんの汚染も公害も発生しない、これ1つで全ての問題が解決できる万能の技術(?)」のようなものを求めてるような意見を見かけます。
そんな都合の良いものがあるほど世の中甘くないです、何かリスクを取る覚悟はしないとダメです、って言ってます。
逆にある程度のリスクを取る覚悟さえすれば、少なくとも現状よりマシにする道は開けるはずなんですけどねぇ。
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
えっとまあ、私自身元コメ [srad.jp]で
> #太陽光発電の最大のメリットは、日中の消費電力量多い時間帯に、発電量が多くなることだと思う。
> #そういうピーク対策として使うのが一番であり、ベース電力な原発と比べるのは無意味だよなぁ…
ってことは書いてたんですが…
そういった特性の違いは抜きにしても、原発と同規模の太陽光発電所を作るなんていうのは面積的に非現実的だよ、というのが元コメントの主張でした。
Re:ベストエフォート? (スコア:1)
ああ、そっちが趣旨でしたか。失礼しました。
そうですね、中東・アフリカ・中国・アメリカのような広大な乾燥地帯を抱えてるような地域ならともかく、日本では1カ所にGWクラスの太陽光発電設備を置くのは非現実的
…というか、あんまりお得じゃないと思います。土地代の観点から。
もっと小規模なもの(最大でも10MW単位?)を、置けるところから置いていくのが、日本向きの使い方だろうと思います。
# まぁ、汚染されて他に使いようも無い土地を、という話ならあり得るかも知れませんが、現状そこまで酷くなってるんですかね…?
Re: (スコア:0)
「太陽光で原発をすっかり置き換えられる」という意見に反論すれば必然的にそうなります。
太陽光等を全否定している意見ってありましたっけ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
丁寧なご返信ありがとうございます。
実はコメントを書いた直後に、自分の誤解に気付きました。
# AC の書き込み制限ですぐに否定できず、お手数をおかけしました。
Re: (スコア:0)
計算してみたら、
8760時間(=1年) × 80万kw × 稼働率70% = 4,905,600,000 kWh
ってことで、原発1基分で49億560万kWhくらいですかね。
うーん、あってますかね?
参考までに女川原子力発電所の実績です。ページ下部に年度計の記載があります。
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/data/3_b.html [tohoku-epco.co.jp]
こちらには、年度計として
1号機:1,743,135 Mwh
2号機 : 4,359,559 Mwh
3号機 : 3,079,513 Mwh
という記載があります。これを見ると同じくらいですが、いかがでしょう。