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たとえばこのへん [nikkan.co.jp]どうでしょう?原子炉はおおよそ壊れていないことになっていますが、弁を開けて中の水蒸気その他のガスを出しちゃってますよ。そりゃいろいろ出てきますね。
2号機の格納容器のSuppression Chamberが破損したのはほぼ確定だと思うけど…。0.3MPaあったのがいきなり0.1MPaとほぼ1気圧に下がってそのままだし。ただ2号機は圧力容器が無事だとされているから放射性物質は基本的に圧力容器内にとどまり、ベント開放の際に間歇的に放出される程度とされている。
3号機4号機は情報が少なすぎてわからない…、4号機の火災も3号機の煙もなんらの説明もないし。3号機のS/Cが0.101MPaとかになっていてここもだめかなとも思うけどほかのデータを見ると計器類そのものの動作が疑わしいので判断不能。判断すらできない状態で安心しろ安心しろ言われ続け気づけば東京の水道水まで汚染されてるというのが実態。
放射能汚染が、今どのようになって居るかってっては、本質的に不明な物なんだよ。
まず、放射性物質は、単純に放射線を出すだけじゃなく、様々な崩壊系列を辿って途中で放射線が増えたり減ったりする。放射線そのものが何から出たかの区別は付かないから、長期的な推移を観測して、結果として何が起きているかを推測するしかない。「今何が起こっているか」は、定常状態にならないと判明しない代物なの。
で、放出された放射性物質はもっとややこしくて、空中に何が何れ位在るかなんて実態不明だし、それが何処に行くかは風任せだから、実際に地上に降りた分を即時測定する以外の観測方法は無い。そして、地上に降りた分も、放射線量は刻一刻として変化するし、更にそれが何処に行くかも、やっぱり予測困難。
取り敢えず検出可能なのは、「今が危険か否か」って云う状態だけ。それについては、きちんと情報が上がってるから、「情報が出てる部分は安全」と考えるのが健康的。当面で危険なのは、半減期の短い放射性が強い物質で、これはすぐに収まるから、「危険と判明している物」を避けるのが最善の対処。
長期的影響については、放射性物質が一通り洗い流されて、更に崩壊系列が平衡状態になるまで不明ってのが実際。正直言って、今回の報道は完全な勇み足と言って良い。唯一言えるのは、「何らかの放射能汚染が有ったから、長期的な観測が不可欠」って事だが、これ自体は、最初に圧力弁を大気開放した時点で分かってた事。
そもそも、今回の計測自体が、多分予定通りの観測の一部で、分量的にも「やっぱりね」って程度じゃないかな?ちなみに、水道水の汚染も、警告付で普通に流してる訳で。、現状で概ね予想の範囲内だと思う。
予断は出来ないけれど、即危険な状態では無いのが現状。この「予断が許されない」のを「安心出来ない」と捉えるか、「即危険で無いから安心」と考えるかは人次第。前者に当て嵌まる人は、本当に疎開を検討したほうが良いかもね。精神衛生的な意味で。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
汚染の原因 (スコア:2, 興味深い)
原子炉に深刻なダメージがないというのが東電の言い分のようですが・・・
どういったプロセスで原子炉の外へ出てきたものなのか気になります。
Re: (スコア:0)
たとえばこのへん [nikkan.co.jp]どうでしょう?
原子炉はおおよそ壊れていないことになっていますが、弁を開けて中の水蒸気その他のガスを出しちゃってますよ。
そりゃいろいろ出てきますね。
Re: (スコア:0)
かなり詳しい人たちが大勢いるようなので聞いてみました。
核燃料も吹っ飛んでるんじゃないんでしょうか。
Re: (スコア:1, 参考になる)
2号機の格納容器のSuppression Chamberが破損したのはほぼ確定だと思うけど…。
0.3MPaあったのがいきなり0.1MPaとほぼ1気圧に下がってそのままだし。
ただ2号機は圧力容器が無事だとされているから放射性物質は基本的に圧力容器内にとどまり、ベント開放の際に間歇的に放出される程度とされている。
3号機4号機は情報が少なすぎてわからない…、4号機の火災も3号機の煙もなんらの説明もないし。3号機のS/Cが0.101MPaとかになっていてここもだめかなとも思うけどほかのデータを見ると計器類そのものの動作が疑わしいので判断不能。判断すらできない状態で安心しろ安心しろ言われ続け気づけば東京の水道水まで汚染されてるというのが実態。
放射能汚染は実態不明で当然 (スコア:2, 興味深い)
放射能汚染が、今どのようになって居るかってっては、本質的に不明な物なんだよ。
まず、放射性物質は、単純に放射線を出すだけじゃなく、様々な崩壊系列を辿って途中で放射線が増えたり減ったりする。
放射線そのものが何から出たかの区別は付かないから、長期的な推移を観測して、結果として何が起きているかを推測するしかない。
「今何が起こっているか」は、定常状態にならないと判明しない代物なの。
で、放出された放射性物質はもっとややこしくて、空中に何が何れ位在るかなんて実態不明だし、それが何処に行くかは風任せだから、実際に地上に降りた分を即時測定する以外の観測方法は無い。
そして、地上に降りた分も、放射線量は刻一刻として変化するし、更にそれが何処に行くかも、やっぱり予測困難。
取り敢えず検出可能なのは、「今が危険か否か」って云う状態だけ。
それについては、きちんと情報が上がってるから、「情報が出てる部分は安全」と考えるのが健康的。
当面で危険なのは、半減期の短い放射性が強い物質で、これはすぐに収まるから、「危険と判明している物」を避けるのが最善の対処。
長期的影響については、放射性物質が一通り洗い流されて、更に崩壊系列が平衡状態になるまで不明ってのが実際。
正直言って、今回の報道は完全な勇み足と言って良い。
唯一言えるのは、「何らかの放射能汚染が有ったから、長期的な観測が不可欠」って事だが、これ自体は、最初に圧力弁を大気開放した時点で分かってた事。
そもそも、今回の計測自体が、多分予定通りの観測の一部で、分量的にも「やっぱりね」って程度じゃないかな?
ちなみに、水道水の汚染も、警告付で普通に流してる訳で。、現状で概ね予想の範囲内だと思う。
予断は出来ないけれど、即危険な状態では無いのが現状。
この「予断が許されない」のを「安心出来ない」と捉えるか、「即危険で無いから安心」と考えるかは人次第。
前者に当て嵌まる人は、本当に疎開を検討したほうが良いかもね。精神衛生的な意味で。
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