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思わずPC-9801のMS-DOS FDフォーマットを思い出しました。
MS-DOSで使われていた5インチ2HDのフロッピーディスクは、PC-9801: 1024バイト/セクタ×8セクタ/トラック×77トラック/面×両面=1232KiBPC互換系: 512バイト/セクタ×15セクタ/トラック×80トラック/面×両面=1200KiB(通称2HC)の2種類があったのでした。
1024バイトセクタを採用することで、512バイトセクタと比べて、1トラックあたりの容量が7.5KiB→8KiBと約7%増えています。
(そのかわり、PC-9801で使われていた方は、8インチ2D規格を5.25インチに持ち込んだため77トラックしかないのに対し、PC互換機系の方は、それまでの5.25インチ規格と同じ80トラックを採用したため、結果的に容量はほとんど同じになっちゃってますけど…)
で、当時からPC互換機系のMS-DOSはセクタサイズが512バイト決めうちになっていたため、そのままではPC-9801の2HDフロッピーは読み書きすることができなかったので、データ交換が面倒だったのですが、PC-9801用の2HDを読み書きできるAT互換機DOS用ドライバが出てきて世界が一変したのでした。
そのドライバは、内部で1024バイトセクタと512バイトセクタの変換処理を行うため、DOSからは512バイトセクタのメディアに見えるようになっていたのですが、DOSから見て奇数セクタ数の書き込みを行った場合、メディア上では1024バイトセクタの半分だけ書き込む必要があります。そういう場合は、一端1セクタ1024バイトを読み込んでから、半分の512バイトを書き換えたデータを作って、書き込みを行う、という処理の流れになるため、かなりパフォーマンスが落ちたのでした…
…というオサーンほいほいな思い出話ですが、というわけで、OSがネイティブに対応していないと、パフォーマンス的に悲しいことになるんじゃないかと心配してしまいます。まあ、最近はドライブ内部にキャッシュがあるから、それほどひどいことにはならないと思いますが…
ていうか、ドライブが内部で変換してくれればいいじゃん、とか思ってしまいますね。
#MacOSXやUN*X系OSの対応はどうなんだろう?
> 思わずPC-9801のMS-DOS FDフォーマットを思い出しました。
TRS-80 Model I [trs-80.org] に CP/M を移植したときに、そういうオレサマフォーマットして悦に入っていたことを思い出しちまったよ。詳細は忘れちまったけどね。
#あのころは、たかが 512 byte が、なんて貴重だったんだろう。#いや、128 byte と 256 byte だったかもしれない。
全部じゃないけど元記事にある程度の解説が、、、
>互換性を維持するためにAdvanced Format Technologyでは、ドラ>イブインターフェイスにおいて4,096バイトの物理セクタを512バ>イトの論理セクタに組み立てるエミュレーションを行う。
>Advanced Formatは、Windows 7/ Vista、Mac OS X Tiger/ Leopa>rd/ Snow Leopardなど、新しい世代のOSの機能にHDDを最適化さ>せる技術である
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
PC-9801時代のFDフォーマット (スコア:5, 興味深い)
思わずPC-9801のMS-DOS FDフォーマットを思い出しました。
MS-DOSで使われていた5インチ2HDのフロッピーディスクは、
PC-9801: 1024バイト/セクタ×8セクタ/トラック×77トラック/面×両面=1232KiB
PC互換系: 512バイト/セクタ×15セクタ/トラック×80トラック/面×両面=1200KiB(通称2HC)
の2種類があったのでした。
1024バイトセクタを採用することで、512バイトセクタと比べて、1トラックあたりの容量が7.5KiB→8KiBと約7%増えています。
(そのかわり、PC-9801で使われていた方は、8インチ2D規格を5.25インチに持ち込んだため77トラックしかないのに対し、
PC互換機系の方は、それまでの5.25インチ規格と同じ80トラックを採用したため、結果的に容量はほとんど同じになっちゃってますけど…)
で、当時からPC互換機系のMS-DOSはセクタサイズが512バイト決めうちになっていたため、
そのままではPC-9801の2HDフロッピーは読み書きすることができなかったので、データ交換が面倒だったのですが、
PC-9801用の2HDを読み書きできるAT互換機DOS用ドライバが出てきて世界が一変したのでした。
そのドライバは、内部で1024バイトセクタと512バイトセクタの変換処理を行うため、DOSからは512バイトセクタのメディアに見えるようになっていたのですが、
DOSから見て奇数セクタ数の書き込みを行った場合、メディア上では1024バイトセクタの半分だけ書き込む必要があります。
そういう場合は、一端1セクタ1024バイトを読み込んでから、半分の512バイトを書き換えたデータを作って、書き込みを行う、という処理の流れになるため、かなりパフォーマンスが落ちたのでした…
…というオサーンほいほいな思い出話ですが、
というわけで、OSがネイティブに対応していないと、パフォーマンス的に悲しいことになるんじゃないかと心配してしまいます。
まあ、最近はドライブ内部にキャッシュがあるから、それほどひどいことにはならないと思いますが…
ていうか、ドライブが内部で変換してくれればいいじゃん、とか思ってしまいますね。
#MacOSXやUN*X系OSの対応はどうなんだろう?
Re:PC-9801時代のFDフォーマット (スコア:2)
> 思わずPC-9801のMS-DOS FDフォーマットを思い出しました。
TRS-80 Model I [trs-80.org] に CP/M を移植したときに、そういうオレサマフォーマットして悦に入っていたことを思い出しちまったよ。詳細は忘れちまったけどね。
#あのころは、たかが 512 byte が、なんて貴重だったんだろう。
#いや、128 byte と 256 byte だったかもしれない。
Re: (スコア:0)
CP/M86になっても同様で、MS-DOSのほうがディスクは圧倒的に高速でした。(DOSのほうがファイルシステム全般的に優れていましたが)
Re: (スコア:0)
全部じゃないけど元記事にある程度の解説が、、、
>互換性を維持するためにAdvanced Format Technologyでは、ドラ
>イブインターフェイスにおいて4,096バイトの物理セクタを512バ
>イトの論理セクタに組み立てるエミュレーションを行う。
>Advanced Formatは、Windows 7/ Vista、Mac OS X Tiger/ Leopa
>rd/ Snow Leopardなど、新しい世代のOSの機能にHDDを最適化さ
>せる技術である
Re: (スコア:0)
1024バイト * 5セクタ + 256バイト * 2セクタ = 5.5kB
なんてのもありました。
PC88は標準256バイト * 16 = 4kBだったから、137.5%。
Re: (スコア:0)
私も全く同じ事を連想しました。
現役おさーんは絶滅危惧種