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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
円柱形にして (スコア:1)
日本だと確か売電には蓄電設備が要求されるから導入の難易度あまり変わらないかも・・・・。
と思ったんですが
「発電用風車の柱」とかに貼れば日の入から日没まで発電できませんかね?
蓄電設備とかは共用できそう。(素人考えですが)
#まぁ正午あたりが発電量厳しいでしょうけど^^;
Re:円柱形にして (スコア:2, 興味深い)
いや、それは誤解です。
今計画されている程度の量ですと、大きな蓄電池は「無くてもなんとかなる」程度ですよ。数分間ぶんぐらいの小さい奴(スーパーキャパシタ?)は早めに付けるようにした方が良いかもしれませんが、これはコスト的にはそんなに大きくありません。
このへんは検討が進められているところみたいです。たとえば、九州電力が風力発電についての検討したりしています [meti.go.jp]。
それに蓄電池もやっぱりコストダウンできるはずなので、将来はそれを含めても実用的な値段になるだろうと言われてます。欧州の太陽光発電業界の予測 [epia.org]ですと、2030年ごろには蓄電池を含めても”現在の蓄電池なしのコスト”の半額以下になると見られてます。
それよりも、温暖化対策で火力発電を減らすには、どうしても送電網(系統)に手を入れないといけないはずなんですよね。
原発も太陽光も風力も、火力発電ほど柔軟ではありませんから。
たとえば太陽光や風力の出力を小さな蓄電池でこまめに加減したり、燃料電池の稼働や電気自動車の充電、エアコンの動作タイミングなどをまとめて制御するようになるかもしれません。またこれに合わせて、送電線も強化するかも知れません。ついでに瞬間停電の影響を末端で抑え込んだり、電気料金の検針も自動化できるかもしれません。こういう総合的な対策を全部ひっくるめて「スマートグリッド」(smartgrid)と呼びます。
要は系統全体の情報通信/電力制御の強化なのですが、関連する分野がとても広くて、欧米では既にホットな話題になっています。検索してみると、IBMの資料 [meti.go.jp]などが見つかりますね。情報通信機器や電力制御を扱われる方なら、押さえておく必要があるテーマではないでしょうか。