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(略)もうひとつ、米国の放送受信スタイルはケーブルテレビが主流で、テレビのチューナーを使って直接電波受信というのは少ないことが挙げられる。ご存じのようにケーブルテレビはリースのSTBで受信するため、何か方式が変わっても、機材変更に対する消費者負担は少ない。 このEPN導入に尽力したのは、インテルを含む5C(Five Companies)という団体だ。あと4社は日立製作所、松下電器産業、ソニー、東芝。米国の問題を解決したのが、インテルを除いて全部日本企業というのは、ある意味皮肉な話である。
(中略)3ページめ [itmedia.co.jp]より。 一方でインテルが提案する新しいCOGは、一般消費者の感覚に合わせて録画したコンテンツの段階では、まだコピーワンスのフラグを立ったままにする。つまり録画したコンテンツを「親」とみなすわけだ。親からコピーを作る場合は3回ぐらいOKというルールでやれば、そう不便ではない、ということである。 この方式ならば、DVD、Blu-ray、HD DVDに対して保存、ほかのデバイスへの転送を行なっても、あと1回余裕がある。しかも録画したコンテンツは消えていない、という状況を作ることができる。 この新しいCOG方式は、理論的には納得できる部分もあるが、現実には課題も多い。まずOne Generationの概念が現行のARIB運用規定と異なるので、この運用規定を改変しなければならない。もうひとつはハードウェア側の対応である。これまで録画コンテンツがCOGフラグを持つということは、運用規定にもなかった想定外の事態だ。それを既存のハードウェア上でどう実現できるのかは、まだ検証も行なわれていない。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
ある意味B-CAS社にとっては有利な話 (スコア:3, 興味深い)
これで、B-CAS社の唯一の不正だったかもしれない、外付けチューナーに対する差別が、正当化されてしまった。
なぜ外付けチューナーの認可が遅れたのか?
外付けチューナーを発売しようとする企業を、不当に排除してる可能\\\性があるのでは?
って疑問があったわけですが、これで「外付けチューナーは内臓チューナーとは違い、特定の問題がある」という言い分が、説得力を持ってしまう。
さあ、B-CAS反対派は、いそいで内部チューナーでも同じ問題が生じるという事を証明するんだ。
ただし、DRMを回避するプログラムを配ってはだめだぞ、違法だからな。
B-CASは中ボス。潰されても別のが出る(Re:ある意味B-CAS社にとっては有利な話 (スコア:1, 興味深い)
既に二年半前にはIntelが今のB-CASに変わるDRMシステムについて説明会を開いて [itmedia.co.jp]いるし、そこにはどうやら今までB-CASに携わってきた主要企業も絡み始めているようで、B-CASは今の状況で国会で追及されたらいずれはお取り潰しになるだろうから、次世代のDRMシステムを構築して、そこに旨味があるように制度や運用に噛んで置かないとダメだな。的な利権屋のしたたかさやIntelのように新規参入して日本市場を確保したい多国籍企業などの諸々の思惑が渦巻いてもいるようですが…
この辺を見ても分かるように、アメリカに於いてデジタルテレビ受像機で複製禁止の番組を見るときにEPN(映像や音声のやりとりを暗号化されたデジタルバスでしか認めない、HDMIディスプレイには適用されている)を行うにあたっては、日本の地デジのDRMの規格策定から開発まで一貫して携わってきた大手企業が雪崩を打って突っ込んできていてはいます。
# とはいえ、アメリカのデジタルテレビでは全番組にコピーガードがかかってるという
# ようなことはない(と言うか、全番組に一律にコピーガードをかけて、報道番組だけでなく
# 放送事故にすら著作権を主張して情報管理を行う [itmedia.co.jp]のが普通になってる日本の方が異常かと。
## 実際、チベット問題で騒然としている中を長野市を北京五輪の聖火リレーが通ったときの
## 亡命中国人の動きや扱われ方についてのドキュメンタリーを孫引きしてYouTubeにあの騒動への
## 見解を書き込んだら、速攻で「キー局からの要請につき」と言う理由で無条件削除されました…
## これが、後でDVDになりますよ。とかストリーミング配信をYouTubeとかでやりますよ。って言う
## 形で後々見直す事ができればこういうグレーな行為はやらんのですが…基本的に報道系は
## 一発勝負ですからね…後々でてくるのには恣意的な編集が改めて加えられてる事例も少なくなかったし。
こういう形で、既に三年以上前から「次世代B-CASを作らないとダメだよね」的な考えで大手メーカーサイドが動いていて、そこにはもちろん著作権保護の目的はあるけど、それと同時に「技術的・制度的エンフォースメント」ではないけどARIBの技術認証を通った物以外は不正規品だとしていつでも受像できなくできるようにする・場合によっては購入や所持自体が違法とすることを通じて新規参入を拒んで市場を寡占していくような意志が働いていることは確実ですよ。
Re: (スコア:0)