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人生unstable -- あるハッカー
天体写真 (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:1)
ええ? 天文雑誌の投稿写真で冷却しているのは希にしか
見ない気がしますけど。
PCでも昔からごく一部の廃人はベンチマークでハイスコア狙いで
ドライアイス冷却とかしてますよ。Googleで「Superπ ドライアイス」
とかで検索してみてください。
Re:天体写真 (スコア:0)
けどなに?
冷却CCD以前に銀塩でも冷やすのは当たり前ですよ
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:5, 参考になる)
天体写真(長時間露光の必要な場合あり)では、フィルム時代から、-30℃-90℃で感度が向上する
(正確にいえば、露光中の感度低下が改善する)ことが知られており、撮影中にドライアイスなどの
寒剤を用いてフィルムを冷やす撮影法が存在しました。
専用に製作されたカメラボディも市販されてましたが、多くは趣味人の手作りだったように記憶しています。
冷えすぎるとレンズが曇ったり、フィルムが巻き上げ時に切れたりするので(防止策に様々なノウハウあり)、
製作は困難だったと思われます。
CCD(常温でノイズが目立つ)も似た状況にあったようです(ツッコミよろ)。
マザーボードの方は、スラドの過去記事に液体窒素のオーバークロッカーを見た程度なので省略。
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 興味深い)
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 参考になる)
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 参考になる)
国立天文台などの研究用のCCDでは、だいたい液体窒素で冷やしていますね。
液体窒素を充填し長時間放置して、十分に冷え切って温度変化が最小になってから撮影します。
CCDカメラは、受光素子が光を受けることによって電荷が発生し、その強さを光の明るさとして映像化していますが、
光以外にも熱によっても電荷が発生するので、低温であればあるほどいいわけです。
天体観測のように長時間に及ぶ露光の場合、その間の温度変化も無ければ無いほどいいです。
常温でも、何℃のときにはこういった熱雑音が発生する。といったデータが無限にあれば補正できますが、
1時間露光の間に、10℃から13℃にいったん上昇し9℃までさがったあと11℃になった。そのとき風向は北向きで・・・
とかそんな状況に合わせた補正などできるわけも無いので、全力で冷やしきってからの勝負になります。
液体窒素は当たり前ですが液体なので、容器に入れた場合角度によって液面が変わります。
長時間露光の場合、星を自動追尾しているわけですから、だんだんと望遠鏡の傾きが変わっていき
冷え方にばらつきが・・・とか、まだ液体窒素冷却とか露ほどにも考えられていなかったころに
作られた望遠鏡では、色々悩みの多いところもあるようです。
Re: (スコア:0)