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ハードウェアベンダーが、実質東芝一社と松下&SONY&その他大勢だった訳ですから どう見てもスタートラインは一緒じゃないでしょう。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
予想以上に衝撃か (スコア:3, 参考になる)
Re:予想以上に衝撃か (スコア:1, 興味深い)
あれもサターンのほうが市場で先行していたため、当初は有利であったものの、
後発のプレステはイメージ戦略とコンテンツベンダの抱え込みに成功して、
結果的に市場を席巻して現在に至るわけです。
特にFFとDQ陣営のプレステ参入発表が決定的だったのは疑いようも無いわけで、
今回のワーナーの発表は業界に対して、これに近い衝撃を与えているのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
私も、両ソフトは日本市場では極めて大きなインパクトがあったと思うのですが、米国等の他国にもこの日本市場の状況が波及したのでしょうか?
それとも各国で日本と同様にキラーソフトがPSに転んだのでしょうか?
このへん常々疑問に思っていたので、ぜひ識者にお聞きしたいです。
(個人的には後者かなと考えてますが)
Re: (スコア:0)
セガサターンは、国内では早くから市場へ投入されましたが、当時の定価44800円では海外では高過ぎるとの判断から
こなれてくるまで海外での展開は遅らせることになりました(現在のPS3並みの価格ですからね)。
その間隙を突いてプレステが投入されたことと、海外では3D志向が強かったため、一気に市場が流動的になりました。
ソフトの開発環境も、サターンは高価で複雑なのに対して、プレステはPCに基板一枚挿すだけでライブラリも当初から揃ってました。
おかげで、それまでセガと直接取引きが無かった小さな開発会社までも
たしかに衝撃だ (スコア:0, フレームのもと)
そもそもワーナーって東芝と組んでHD DVDの推進をしていた中核の企業だったんですよね.で,その他のスタジオ(おそらく本音ではどっちでも良いと思ってた)も「DVDで実績の多いワーナーさんが言うなら…」みたいにしてHD DVDに賛同していて,2004年時点ではこちら [nifty.com]にも書かれているように,「映画スタジオの支持ではHD DVDが有利」と見られていたし,ワーナーからもBD陣営に「規格の一本化はできないか?」と打診したりしていたわけです.
それが,某大手映画スタ
Re:たしかに衝撃だ (スコア:3, 興味深い)
言い古されてきたことですが、規格が良ければOKならベータマックスでも勝てた可能性はあるわけです。
メディアが統一されないと困るのは消費者の訳で。
2者が争うことで、技術の向上と価格の低下が果たせる、というのは市場原理上仕方がないことでしょう。
東芝さんにはかわいそうですが、死屍累々の上に新しい技術と文化が生まれる、というのは歴史の事実だと思います。
まあ「某大手映画スタジオ」のせい、なんて笑止千万です。
いずれの側も、そんな政策を繰り返していたわけですから。
HD DVDは両面30Gが製造可能だが、BRは25Gしか記録できない、なんて喧伝をして失笑を買ったのも記憶に新しいところで。
個人的にはソニーも嫌いになっちゃいましたが、MSがHDに付いたあたりから東芝さんには悪い風が吹いたかと。
(東芝本人は強力な味方を得た!と思ったのでしょうが)
MSが提唱して国際的な規格として失敗した物は数多く。
特に「家電」をMSがリードする、なんて当分ありえない、と思っています。
とにかく、昨年の途中からほぼHDの負け、と思ってましたから「衝撃的なニュース」ではなかったです。
といいつつ、米国ではWinXPではHomeよりMCが出ていた、という事実もあるようで、
ここから先は識者のご意見を求む、ということで。
ベータが勝てなかったのは (スコア:1)
まさに規格が良くなかったのです。
ベータは1時間録画できれば良いという考え方が間違ってました。後出しで長時間とか言っても、ときすでに遅しで、最終的にベータのフォーマットが混乱するだけです。まさに、DVDにHDをつけて別のDVDといっているのと同じことのような気がします。
Re:ベータが勝てなかったのは (スコア:1)
この点はいかがでしょうか?
ビデオが一般家庭に普及し始めたとき(普及率が20%から50%越えに向かうとき)、
ベータも既に2時間モード標準のベータIIに移行していました。
一般家庭でもベータIIが標準として使われていたと思います。
(市販ソフト自体が、VHSは標準を、ベータはベータIIを標準にしていましたから)
長時間モードはベータIIIが3時間と少々不足気味でしたが(薄いテープを使った750が発売されほぼ5時間録が可能に)
コンパクトなカセット、良好な画質はベータの物であったと思います。
当時、ソニーとサンヨーで特に互換性が悪く、ソニーで録画した物をサンヨーで再生(逆も同じ)したら、
極端に画質劣化がおきていましたが、これもVHSではビクターと三菱の間で同様の問題があり、
当時販売製品の画質コントロールに悩んだ物です。
一般的に言われている話なのでまず間違いないと思うのですが、
ビクターはソフト生産に力を注ぎ、ダビングセンターへ廉価にVTRを売ったり、
テープを廉価に卸していました。(これは業者から直接聞いたので間違いないはず)
特にそれまで「ブルーフィルム」といわれていた種類の画像ソフトが、
「ピンクビデオ」として多数流通し、これが一気に家庭のVTR普及率を高めた
(これは前述のベータIIよりは早い時期)ものと思います。
VHSは画質も悪くテープも大きく、決して優れたものではなかったのですが、
ソニーが気づいたときには普及率に大きな差が付いておりました。
ソニーは確かにEDベータなど互換性のない製品を出し続けたのですが、
これらも高画質派のファンに受け入れられただけで、決して市場の混乱は起こさなかったと思います。
それを言えば、ビクターもD-VHSなどという規格もありましたし、S-VHSも決して普及したとは言えませんでした。
一般的に知られていませんが、ベータマックスの規格はそのままベータカムという放送用規格に受け継がれ、
その後、デジタルベータカム、HDCAMと引き継がれており(テープの材質等は異なる)、いまだに世界中で利用されています。
ベータマックスで失敗したソニーは、この放送規格で世界を席巻し、
その高付加価値により、ソニーに莫大な利益をもたらしました。
(ベータマックスの失敗に匹敵するかどうかは不明ですが)
規格は重要ですが、良い規格が勝てるわけではありません。
パソコンになってのコンピュータの各種規格を見れば分かるとおり。
かつて日本にもソードというパソコンがありました。
8ビットながら1974年時点でOSを搭載し、すばらしい表計算ソフトを備え、
ネットワークで分散処理も可能、という画期的な製品でしたが、
IBMからの誘いを断り独自路線に走ったことで10年あまりで消滅していった、といわれております。
すません、旧聞ばかりですが、ご参考になれば。
再生互換性 (スコア:1)
として開発されたシステムで同じカセットテープを使えるという
以外、Betamaxとはまったく違うものです。
またED-Beta機は、それまでの各モードを全て再生できるので再生 互換性は確保してますね。
ですので、家庭用のBetamaxを再生しようと思ってもBetacamでは
再生できません。噂ではEDV9000終了時、あちこちの放送局が在庫
を一斉に買ってしまったなんてのがあります。
ベータ対VHS戦争(以下、先の戦争)のときと、今回の違いは先の
戦争ではメディア自体がまったく違ってしまったので、どちらかを
選ぶと記録内容と規格が運命共同体でしたけど、今回は物理的なサ
イズが同じで再生互換をとることができるという点です。
そのうち安い両対応再生機とか出てくると思うし、どこかのメーカー
からHD DVD再生対応BDレコーダーとか出てきたら一気に決着がつくよ
うに思いますね。
テレビ放送をディスクに保存することを考えても、孫コピーを作るこ
とができない現状では、再生環境の確保だけ考えればいいわけです。
こう考えると、先の戦争と違いユーザーには規格の違いは決定的なリ
スクとはいえないと思います。とりあえず、今、手に入る機械の中で
最もニーズに近い製品を買って使い切る、という考えでいいのではな
いでしょうか。
余談
ED-Betaは、まだ修理できます。
テープも手に入ります。このあたり終了にあたりメーカーが続けると
明言したことを履行していると思います。
一方、同時期のS-VHS機はどうなんでしょうね。
まともな再生環境の確保という点で、VHSのほうが厳しい状況かもしれ
ません。
とりあえずメーカーには、Beta、VHS、8mm、DV、U規格の修理だけは続
けてほしいです(できれば、生産も何とかしてほしい)。
Re:ベータが勝てなかったのは (スコア:1)
ベータ陣営で売れたのはソニーだけだったことです。
まだベータに勢いがあった頃でも、ソニー以外のメーカーは低迷していたようです。
で、ソニー以外のメーカは次々とVHSに鞍替えし、結果ベータはソニーしか作らなくなり、市場が縮小していったとのことです。
僕自身、ベータは10台くらい買いましたが、全てソニーでした。
Re:ベータが勝てなかったのは (スコア:1)
同じベータといっておきながら、ベータⅡで1時間が2時間になりというところがいかにも混乱しているようで手を出せませんでした。確かに某メーカーの販売部隊がブルーフィルムをつけて売るというのは原動力でしょうが、それだけならベータでもできたはずなんですね。某メーカーみたいなルートが無かったかも知れませんが。
個人的にはソフトは購入するものとは思ってもみませんでした。5000円以上もするテープに2時間の洋画劇場を録画したいが初めてVTRを欲しいと思ったきっかけでした。ベータの一号機を持っている人が身近にいたので、1時間がベータと思っていたことがあったのかもしれません。
つまり、あとから建て増しをしなければならなくなることがだめなんじゃないかと。DVDにHDつけても所詮DVDの派生のイメージでしかないのが不利なんじゃないでしょうか。一層だとDVD3枚分でしかないし、HD DVDのメーカー自身が普通のDVDに録画しましょうといってるくらいだからすでに終わったと見るべきなんでしょう。
Re: (スコア:0)
「洗濯屋ケンちゃん」をベータでもバラ撒けばよかったのです(違
Re:たしかに衝撃だ (スコア:1)
別に不正でもなんでもない、まっとうな競争に思えるけど。
「大手企業のゴネ得ってのはどうしようもない」とか言うけど、ソニーって今そんなに力ある?
第一、どんなにゴネたって、元がだめならどうしようもないんだよ。PS3見てたらわかるじゃん。
Re: (スコア:0)
日本ですら音楽配信では水をあけられてるのに
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
余裕かましてる事実に違いないじゃん
Re:たしかに衝撃だ (スコア:1)
そもそも事の発端は昨年後半のHD DVD陣営による囲い込みの結果パラマウントなどがHD DVDでしか出さないということへの意趣返しの意味が大きいんじゃないでしょうか。多分、米国映画界ではそれなりにストリンガーの顔がきくんじゃないかと。
どうも情勢としてはBDに集約されつつありますが、後は、藤井社長が何を言うかと、せっかくHD DVDしか出さないと表明したパラマウントがどう寝返るのかが楽しみです。
Re:たしかに衝撃だ (スコア:1)
ディズニーの強力な肩入れを知ったときでした。
少なくとも表向きにはBDを採用する明確な理由があり、SPEと並んでまず転向しないであろう
メジャースタジオを味方にできたのは大きいと思います。
一方で、ワーナーのHD-DVDへの思い入れの理由は、今ひとつ理解できませんでした。
Re: (スコア:0)
> 大手企業のゴネ得ってのはどうしようもないのね,
ぜんぜん違うと思うんですが。
BD対HD DVDの場合、スタートラインは一緒(つか、HD DVDのが有利
だったような?)
それで負けたんだからコンテンツベンダがいろんな意味でより良い方を
選択しただけでしょ。
Re: (スコア:0)
どう見てもスタートラインは一緒じゃないでしょう。
東芝と松下が入れ代わっていれば同じと言えたかもしれませんが。
Re: (スコア:0)
東芝がその他大勢の支持を取り付けるのに失敗しただけでしょ?
「始め」からこの構図だったわけじゃあるまいし。
Re: (スコア:0)
家電大手9社がBlu-rayを発表した後、東芝とNECがHD DVDを
発表してるんだから。
映画会社の取り合はそれ以降でしょう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
つまりHD DVDは負け組決定だったってことなんだよ!!!
ΩΩΩ<な、なんだってー
Re: (スコア:0)
捏造記事でも問題無いんです
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Blu-Ray 陣営結成の流れ(なぜ東芝が外れたのか)まではよくわからないけど、 HD-DVD 自体 BluRay の発表にたいして 後だしの印象になってますしね。
Re: (スコア:0)
どちらがユーザーのことを考えているんだろうかと考えると、
東芝を応援したい気もします。
BDもHD-DVDも容量的には既に小さすぎるわけですから、
容量が少し大きいと言うだけでコストが格段に高いBDを
採用すると言う理由には理解ができませんよね。
高いコストは、結局誰に転嫁されるのか考えれば、
どちらの方式がユーザーにとって損じゃないのか明白。
HDとSDでは、HDソフトの方が高いのは理解できます。
でもBD陣営のソフト会社に支払うインセンティブに
何もせずに対抗しようとしたのも失敗でしょう。
消費者からみると、同じ価格で売られる次世
Re: (スコア:0)
「技術的優位性とかコストとかが否定される客観的データが示された」
のが今の現状でしょw
原因が「ごね得ずるいよプンプン」だと思ってるから
VHDやベータマックスでの失敗を繰り返すのですね。
Re: (スコア:0)
次世代規格争いは、その是非を消費者が判断するのではなく、
ハード・ソフトのメーカーが判断するのだ、ということです。
ソフトが売られなければ消費者も買いようがないというだけですね。
ソフトメーカーも、結局どちらの企画を選ぶかは、ハードメーカー
から渡される報奨金で選んでるだけなので、東芝対東芝以外という
対立図では報奨金争いで勝負になりません。
BD/HD DVDのどちらかに絞って販売する映画配給会社は、
一方のユーザの存在を無視しして、ユーザがいくら損しようが
関係ないと思っているわけです。
ひどいですよね。
Re:予想以上に衝撃か (スコア:1, すばらしい洞察)
技術的な優位性に注目している消費者なんて本当にわずかです。
大半はBDだろうかHDDVDだろうがどうでもよくて、とにかくコンテンツが多いほうを選択するわけです。
両規格を製造することこそ市場に混乱をもたらし、消費者に損失を与えます。
「自分が選択した規格のハード・コンテンツは消滅してしまうのか?」という不安を
一刻も早く消してもらいたいものです。
次世代DVDに2つも規格はいりません。
Re: (スコア:0)
東芝がゴネ続けて物別れに終わった。
折衷案でもなんでもなく、何もかもHD DVDにあわせろという東芝の姿勢は、
DVD用の設備を利用する製造技術を確立するまでの時間稼ぎだったとしか思えない。
どんな勝算があったのかしらないが、自社のことだけ考えて一人勝ちを狙い、
実質的に孤立している現状は自業自得ではないだろうか。
#HD DVDを買ってしまった人こそ、いい面の皮だが。