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シャープが予想していなかったわけありません。というよりも、予想ではなくて目標として動いていたはずです。そうでなくては
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
液晶もいいけど (スコア:0)
プラズマの敗北 (スコア:1, 興味深い)
松下はプラズマの新工場に巨額の投資をしましたが、どうも
北米市場以外ではプラズマの売れ行きが良くない。
このままプラズマが市場で敗北してしまうと、技術的に弱い
液晶部門では競争に勝てず、経営が危なくなる。
そこで、プラズマはこのまま推し進めてみるものの、保険として
まだ体力があるうちに液晶技術も確保しておこうということでしょう。
同じプラズマ陣営だったパイオニアなどは、松下よりもひどい状況で
シャープの出資を受け、液晶へ切り替え準備をしてますね。
キヤノンにおいてはSEDの大失敗が響いているのでしょう。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
ブラウン管時代(群雄割拠)
↓
平面ブラウン管(ソニーがトップ)
↓
プラズマディスプレイ(平面ブラウン管でやや出遅れた松下トップ)
↓
液晶ディスプレイ(伏兵シャープがトップ)
↓
有機EL(ソニーが返り咲いたりして?)←こんなことになるかも
だがしかし、それもまた儚くも次の時代の勝者に道を譲るのでしょう。
Re: (スコア:1)
MDプレイヤーで利益を上げていたソニーが半導体メモリオーディオへのシフトに遅れがちだったなど、この手の話には枚挙にいとまがありません。
有機ELが大型テレビ向けとして育つかどうかは現時点ではまだ不透明ですが、まあLCDだって20年前は「TFT大型パネルは実現困難」なんて言われていましたからね。
LCDがPDPとサイズで競えるようになるとは誰も(当のシャープも含めて)予想していませんでしたし、有機ELだってどう転ぶかはわからない。
# 競合技術の開発にもスピードがあるのはサムスンくらいかなあ。
# 日本のメーカーには、有機ELディスプレイ開発でサムスンに負けないように頑張っていただきたいところ。
Re: (スコア:0)
> いう場合が多いということでしょう。
> 開発を急げば、利益を上げている事業の首を絞めかねないですし。
ソニーは、競合技術、というか競合製品を自社内で出してましたよ。
たとえば、DVRのコクーンとPSXとスゴ録。
お互いに潰しあってました。
> MDプレイヤーで利益を上げていたソニーが半導体メモリオーディオへの
> シフトに遅れがちだったなど、この手の話には枚挙にいとまがありません。
ソニーはメモリーオーディオのリリースは比較的早いほうでしたよ。
iPodなんかよりもよっぽど歴史は長いです
Re: (スコア:1)
この件で例外として挙げるなら、ウォークマンが売れている時期にMDを出してきた事例がよいと思います。
まあ先のコメントは、「因果は巡る」という親コメントに対して一般論としてその背景を述べただけで、例外を挙げていただいても(ここでの議論では)あまり関係ありません。
Re:プラズマの敗北 (スコア:1, 参考になる)
> どうやら大きいサイズも液晶でいけそうだ、と見えたのはおそらく2000年前後だと思います。これが、2002年の「2005年までに当社の全てのテレビを液晶に置き換える」宣言に繋がっています。明確に「目標」とされたのはこの宣言が初です。
>
> 当時はずいぶん野心的な目標だと思ったものですが、ほぼ宣言通りに実現していますね。
その宣言は 2002年(?)などではなくもっと前ですよ。町田前社長が就任した 1998年くらいのこと。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040916/maker03.htm [impress.co.jp]
Re:プラズマの敗北 (スコア:1)
なるべく一次ソースに近い情報も探そうとしたのですが、1998年当時の資料は見つけられませんでした。(www.sharp.co.jp上の資料がなくなっているってどゆこと…)