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銃には詳しくないが何が問題なのか? タレ込み文ではよく分からない.一般人の銃器所持が珍しくない米国でもフルオート連射が可能は銃器は厳しく規制されているけど、その規制を逃れることの出来る部品(レシーバー/機関部)を3Dプリンタで簡単に作ることが出来るということなのか?(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)
米国ではレシーバ(AR-15の場合はロアレシーバ)がシリアルナンバーのある銃器本体として扱われ、その他のパーツは本体ではないので入手に所持許可がいらないんですよ。AR-15のロアレシーバは製造会社の刻印とか製造番号とか入ってるんですが、薬室とかガスシステムとかの一部でもないですし、バッファチューブ基部とかだけで、さほど力がかからないパーツです。この画像 [atactv.com]でいうと肩当てがついてるパーツですが、引き金とかハンマーとか、肩当てがついたチューブなんかは普通の金属部品を使ったみたいです。
パソコンで言えば「ATXのケースを家で作ってみた」程度のものと思えばいいはずです。PCケースだけは買うにも売るにも免許がいる世界で、ケースは完成品PCの一部として買うのがふつう、という世界で、譲渡せずに作って使うだけは合法だし木の板とのこぎりでケース作ってみたっていう感じです。そうすると部品をかき集めて合法に銃が"作れ"るので、銃規制の観点からまずくないか、でもこれ国民の権利だよね、っていう問題提起じゃないですかね。
レシーバーに力がかかる設計のライフルとかも当然あります。SMGですが、MP5系列はアッパーレシーバに刻印とマガジンハウジングがあって、アッパーと一体になった薬室のロッキングラグがアッパーの寿命、つまり登録された"銃"の寿命を決めるとかなんとか。米国では民間向けフルオート火器の新規登録が80年代にできなくなってるので、民間フルオート仕様としてすでに登録されていた個体は貴重で、あまり摩耗しないよう撃つ量は控えるんだとかなんとか。
要はもし犯罪に使われたら、パトカーに積んだショットガンでは太刀打ち出来ない威力を持つフルオートの連射が可能な登録無しの火器を「密造」出来てしまうから問題だとということですよね?他にも銃器に詳しい方のコメントが多数ありますが、銃のメカは詳しく説明してくれるものの、銃規制とその背景については丁寧に述べてくれないので良くわからんです#米国では強力なマグナム弾を撃てる拳銃だって買おうと思えば簡単に買えるが、自動拳銃には装弾数に規制があったり、連射可能ないわゆる「機関銃」にも規制があったりすることをなぜ素人に説明してくれないの........
今の時点ではAR-15のロアレシーバだけですから、どうにもならないです。フルオートになるかどうかはAR15の場合はそこに仕込むトリガーグループ次第ですし、フルオート化に必要な部品は規制もあって、既存のパーツを削って作ったりしたらそれだけでもちろん捕まるし、合法にやるには銃器製造業とかの免許、あとひょっとしたらその銃を使う政府機関の発注とかも必要になります。3Dプリンタでロアレシーバが印刷できた、というのは、本来簡単なパイプ銃とかのレベルのものをおそらく想定していた法律の枠の中で、今までよりずっと楽に、半完成品を自分で削って調整とかせずに、ちゃんと機能する銃が持てるよっていうだけです。
犯罪のために銃を密造するなら、工作機械を買って金属素材で作った方が早くたくさん良いものを作れるでしょう。別コメ [srad.jp]にも書きましたけど、ちゃんと準備すれば5時間でサブマシンガンが1挺作れるわけですし、どうみてもそっちの方が安くて簡単ですよ。
# Gun Professionals [amazon.co.jp]とかしばらく読んでると規制の話が小出しに出てきて雰囲気的に分かるかんじ# 類似品にご注意
Gigazineに写真、ムービーがありましたが、なんとドラムマガジン装着で撃ってますよフルオートではありませんが、単発でもドラムいっぱい連続的に射撃出来るんだから、乱射事件なんかに使われたら恐ろしいことですhttp://gigazine.net/news/20130308-3d-printable-gun/ [gigazine.net]
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
何が問題なのか? (スコア:1)
銃には詳しくないが何が問題なのか? タレ込み文ではよく分からない.
一般人の銃器所持が珍しくない米国でもフルオート連射が可能は銃器は厳しく規制されているけど、その規制を逃れることの出来る部品(レシーバー/機関部)を3Dプリンタで簡単に作ることが出来るということなのか?
(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)
Re:何が問題なのか? (スコア:5, 参考になる)
米国ではレシーバ(AR-15の場合はロアレシーバ)がシリアルナンバーのある銃器本体として扱われ、その他のパーツは本体ではないので入手に所持許可がいらないんですよ。AR-15のロアレシーバは製造会社の刻印とか製造番号とか入ってるんですが、薬室とかガスシステムとかの一部でもないですし、バッファチューブ基部とかだけで、さほど力がかからないパーツです。この画像 [atactv.com]でいうと肩当てがついてるパーツですが、引き金とかハンマーとか、肩当てがついたチューブなんかは普通の金属部品を使ったみたいです。
パソコンで言えば「ATXのケースを家で作ってみた」程度のものと思えばいいはずです。PCケースだけは買うにも売るにも免許がいる世界で、ケースは完成品PCの一部として買うのがふつう、という世界で、譲渡せずに作って使うだけは合法だし木の板とのこぎりでケース作ってみたっていう感じです。そうすると部品をかき集めて合法に銃が"作れ"るので、銃規制の観点からまずくないか、でもこれ国民の権利だよね、っていう問題提起じゃないですかね。
レシーバーに力がかかる設計のライフルとかも当然あります。SMGですが、MP5系列はアッパーレシーバに刻印とマガジンハウジングがあって、アッパーと一体になった薬室のロッキングラグがアッパーの寿命、つまり登録された"銃"の寿命を決めるとかなんとか。米国では民間向けフルオート火器の新規登録が80年代にできなくなってるので、民間フルオート仕様としてすでに登録されていた個体は貴重で、あまり摩耗しないよう撃つ量は控えるんだとかなんとか。
Re: (スコア:0)
要はもし犯罪に使われたら、パトカーに積んだショットガンでは太刀打ち出来ない威力を持つフルオートの連射が可能な登録無しの火器を「密造」出来てしまうから問題だとということですよね?
他にも銃器に詳しい方のコメントが多数ありますが、銃のメカは詳しく説明してくれるものの、銃規制とその背景については丁寧に述べてくれないので良くわからんです
#米国では強力なマグナム弾を撃てる拳銃だって買おうと思えば簡単に買えるが、自動拳銃には装弾数に規制があったり、連射可能ないわゆる「機関銃」にも規制があったりすることをなぜ素人に説明してくれないの........
Re:何が問題なのか? (スコア:2)
今の時点ではAR-15のロアレシーバだけですから、どうにもならないです。フルオートになるかどうかはAR15の場合はそこに仕込むトリガーグループ次第ですし、フルオート化に必要な部品は規制もあって、既存のパーツを削って作ったりしたらそれだけでもちろん捕まるし、合法にやるには銃器製造業とかの免許、あとひょっとしたらその銃を使う政府機関の発注とかも必要になります。3Dプリンタでロアレシーバが印刷できた、というのは、本来簡単なパイプ銃とかのレベルのものをおそらく想定していた法律の枠の中で、今までよりずっと楽に、半完成品を自分で削って調整とかせずに、ちゃんと機能する銃が持てるよっていうだけです。
犯罪のために銃を密造するなら、工作機械を買って金属素材で作った方が早くたくさん良いものを作れるでしょう。別コメ [srad.jp]にも書きましたけど、ちゃんと準備すれば5時間でサブマシンガンが1挺作れるわけですし、どうみてもそっちの方が安くて簡単ですよ。
# Gun Professionals [amazon.co.jp]とかしばらく読んでると規制の話が小出しに出てきて雰囲気的に分かるかんじ
# 類似品にご注意
ドラムマガジンだぜ!!! (スコア:0)
Gigazineに写真、ムービーがありましたが、なんとドラムマガジン装着で撃ってますよ
フルオートではありませんが、単発でもドラムいっぱい連続的に射撃出来るんだから、乱射事件なんかに使われたら恐ろしいことです
http://gigazine.net/news/20130308-3d-printable-gun/ [gigazine.net]