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人生unstable -- あるハッカー
GPLってマズいよね? (スコア:0)
やるべきはシミュレーションモデルコードの配布 (スコア:5, 参考になる)
そのシミュレーション結果が2ページ目に当たる
http://www.digitalhome.ca/ota/superantenna/performance.htm [digitalhome.ca]
に出ていますが、この結果自体にGPLv3を適用してるようです。
即ち、シミュレーションモデルのデータ構造やコード自体に対してGPLv3を主張してるのであって、単純に設計図のみに主張してる訳ではない。
これは非常に当たり前の話で、八木アンテナであってもエレメントの数が増えた場合にはものすごい勢いで計算要素が増えますし、このアンテナの場合には相当周波数特性や指向性が複雑ですから、特定の周波数帯に特性を最適化するには、今回公表された設計図 [digitalhome.ca]だけでは絶対に無理ですし、コンピュータシミュレーションを重ねないとマトモに動きませんよ。って事になります。
こうなると実用新案的な形で、今回のGray-HOvermanアンテナを設計するに当たって作成したシミューレション用のモデリングコードから、さらに誰かが改良された最適化手法に特許権を主張されて、改良型Gray-Hovermanアンテナ技術自体が囲い込まれてしまうリスクが非常に高いと踏んだのでしょう…故に、敢えてGPLv3を主張して特許封じに動いたと考えるのが妥当です。
GPLv3を主張された今回の計算モデルを改良して最適化した物を使用した成果(それは製品だったり自家用アンテナだったりシミュレーションコードから導き出されるグラフだったり)を改変・再配布する行為は、何人たりとも阻止はできない。
と言うのは、電機業界でのささいな特許がきっかけとなった法的争議で揉めた経験や特許が絡んでいて半導体の詳細を知るのに高額なお金が絡むNDA交わさせられたり、特許回避した互換品使って(使わされて)プロジェクトが炎上したような苦い経験を持ってるハードウェア技術者から見たら理想ですからね。
# 集積回路でも全面的にこういう事やってほしいけど、既に作られているFPGAのHDLコードの一部が公開されてるのが関の山な現状ですからね…orz
まぁ、とにかく、件のグループに対してはNECのコードとコード自体の解説に値するドキュメンテーションで今ある物をすぐに2ページ目で公開しろ。と言うのが筋ではないかと思うんですが…
Re: (スコア:0)
NECですが,これじたいは単なるモーメント法の計算プログラムですよね。
コードも探せばいくらでも出てきたと思います。
でも,このコードってそもそもフリーなのかな?
私が探した中ではNECがフリーだといった明確な資料が探せなかった・・・
Re: (スコア:0)